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【  2012年12月  】 

肥前平戸(三川内)焼

やきもの

2012.12.30 (Sun)

 伝統の肥前平戸(三川内)焼ひさしぶりにふるさとに帰省した。30代からの友人である4歳下の陶芸作家を訪ねた。数年ぶりだった。若いときから、伝統の肥前平戸(三川内)焼を研究し、それを現代に再現しようと不断の努力を黙々と続けてきた寡黙な人である。やきものを酒の肴にして、よく二人で呑んだ。古窯の発掘にも一緒に出かけた。自宅を増築したときは、和室のふすま絵としてみごとな水墨の山水画を描いてくれた。生涯の盟友...全文を読む

『月と六ペンス』

忘れえぬ光景

2012.12.29 (Sat)

 今夜28日の明月、観る人のこころの居場所によっていかようにも見える。不思議である。『月と六ペンス』 今夜は、今年最後の師走の明月である。 歳暮れの澄みきった冬空の月を撮影していたら、昔読んだモームの『月と六ペンス』を思い出した。 実在する秘密諜報部員やスパイを扱った小説や映画は好きだろうか。ゴーギャンの絵やゴーギャンの人生に関心があるだろうか。男が女に愛想をつかす理由や、女が変わった男に惹かれる理...全文を読む

日本の民話

文学・芸術

2012.12.28 (Fri)

 蕎麦の茎はなぜ赤いのか? 学生時代、地方の方言に興味を持ち、方言の民話を読みあさったことがあった。夏休みに帰省したときは、ふるさとの民話を収集してまわり、研究室の機関誌にシリーズで掲載したこともあった。 民話は、その土地その地域の特色ある生物や産物、土着信仰と密接な関わりがあり、伝承される話に魅せられる。民話は、子供だけでなく大人までファンタジーの世界へと誘う。 岩手県北上山地の最高峰、早池峰山の...全文を読む

パワーストーン

2012.12.26 (Wed)

 奇峰、怪石、幽谷、秀水、溶洞、武陵源の「五絶」パワーストーン:Power Stoneの定義昨夕は、親しい後輩の人々の年忘れ会に招かれた。久しぶりの後輩諸氏の活躍ぶりに接し、大きなパワーをいただいた。イシコロが、かって行きつけの海岸で収集した、実物そっくりのPower Stoneを持参した。世の中には、想像できないような珍しい石がある、元気でイシコロ拾いをして足腰鍛えている、ことを近況報告する意味でもあった。所謂カンバセ...全文を読む

おいしい新米

余白の人生

2012.12.25 (Tue)

 日本の棚田百選 油谷東後畑日本人の主食、おいしい新米今日、退職した友人から新米が届いた。予期せぬことだったので驚いて、試食の後すぐにお礼の電話を入れた。聞けば、退職してふるさとに帰ったら、嘱託仕事の片手間に米作りをはじめたそうだ。これまで、近所の人に貸していた田圃が、歳で作れなくなったので返された。モッタイナイから、専業農家の隣人に指導してもらい、ゼロからはじめた。田植えや収穫時の農機具は手伝って...全文を読む

ぐっすり眠るために

雑学曼陀羅

2012.12.24 (Mon)

 ぐっすり眠るための12の指針老人になると、睡眠は厄介な問題となる。よく眠れない。夜中に目が覚めると、その後眠れなくなる。朝早く目が覚め、家人の迷惑になる。等々・・・睡眠はとても日常的な「行動」だ。特別な事情がない限り、誰だって毎日眠る。でも、そんな当たり前の睡眠なのに、日本人の5人に1人が問題を抱えているらしい。何が問題なのか。どうすればぐっすり眠れるのか。国立精神保険研究所、睡眠学研究者の三島和夫氏...全文を読む

ブータンの国民総幸福量(2)

時事評論

2012.12.23 (Sun)

 ブータンの寺院岐路に立つブータン「国民総幸福量」素朴さが失われることへの懸念 ナブジ村に訪れた日は太陰暦の祝日で、棚田には誰もいなかった。村人たちは、女は「キラ」、男は「ゴ」と呼ばれる民族衣装のよそいきを着て、寺の周りを回る儀式を行っていたのだ。イトスギのてっぺんには、経文の印刷された旗が結びつけられている。前村長のリケは語る。「風が吹くたびに、この旗が私たちの祈りを天に届けてくれるのです」 ブー...全文を読む

石霊(いしだま)と言霊(ことだま)

2012.12.22 (Sat)

 立派な石造りの惜字炉石に魂が宿るのか愛石家、珍石愛好家として、これまであまり考えたことがなかった。言霊(ことだま)・・・古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた。・・・という言葉があるくらいだから、石霊があっても不思議ではない。また、言葉に表さなくても心の中で祈り続けていれば、やがては実現する。「念ずれば花開く」「人の祈りは、山の草木には...全文を読む

ブータンの国民総幸福量(1)

時事評論

2012.12.21 (Fri)

 幸せの国 ブータン岐路に立つブータン「国民総幸福量」ブータンの国民総幸福量:Gross National Happiness 施策記録番組(東大月尾名誉教授監修:BSPrem)を見て幸福論と宗教で少々揺さぶられる。知足、勤勉、感謝、祈り、衣食住は質素倹約、欲求・欲望をセーブして蓄えたお金を先祖の法要に使う、学費・寮費は13年間無料、貧富・身分の差を作らない結(ゆい)思想の平等社会。まさしくだれもが望む理想郷・ヒマラヤの桃源郷・...全文を読む

チェロの話

文学・芸術

2012.12.20 (Thu)

 Adam Hurstなぜチェロの音色に惹かれるのか友人に趣味でチェロに取り憑かれた人がいる。チェロのように、体格も大きく、やさしく繊細な心の持ち主である。ある時、その魅力について話してくれた。暖かみがあって柔らかく深い音色。適度に低く落ち着きがある音域。繊細さと豪快さを兼ね備えた多彩な表現力。チェロに特有の魅力というと、こういうのが思いつきます。チェロという楽器の何が、これを可能にしているのか?と考えたとき...全文を読む

英語がわからない人のために

教育評論

2012.12.19 (Wed)

 黄山 中国安徽省なぜ日本の英語教育はダメなのかわたしは、田舎の中学出身のため英語がとても苦手だった。英語が得意な人にはこの気持ちはわからないだろう。だから、英語の得意な人が英語教師をしても、良い成果は出ない、と思う。英語力向上のために、国の施策として、外国語指導助手(Assistant Language Teacher) ・・ 日本の学校 における外国語授業の補助を行う助手・・を小中学・高校に配置している。「話し言葉」つまり英会...全文を読む

熊野 九郎右ヱ門

やきもの

2012.12.18 (Tue)

 異色の焼き締め作陶家だれも真似のできない、1520℃の超高温でやきしめ(薪窯)陶を作る。 最高温度1520℃におよぶ窯のなかを思う。 この数字、いかほどか。 備前の土なら融けてしまうだろう。 融けてしまわないように、とにかく分厚くて、ずっしりと重い。 耐火度の高い伊賀さえ高温焼成といえども1350℃ぐらいである。 ちなみにマグマは800~1200℃ほどしかない。  質量が密なほどエネルギーも高くなる。 熊野九郎右ヱ門の窯は...全文を読む

4原色の視覚

雑学曼陀羅

2012.12.17 (Mon)

 4原色の視覚をもつ女性 通常の人間より9千9百万色も多い色が見える女性が発見された。彼女は研究者が20年にわたって探していた、幅広い種類の色相を識別できる、英国で最初の四色型色覚の持ち主だ。 ニューカッスル大学の神経科学者、ガブリエル・ジョーダンさんによれば、この状態は女性のみに起きるといい、自分で気づかずにいる他の四色型色覚の持ち主もいるかもしれないという。「不幸なことに、彼女が自分の色覚を我々のそ...全文を読む

チェーホフ 『六号室(六号病棟)』

文学・芸術

2012.12.17 (Mon)

 私の真向かいの家に、主役のキアン・リーブスそっくりの若い精神科医が住んでいる。奇遇である。人が幸福だと感じる瞬間若いとき、チェーホフの作品を読みあさって、「六号室」に感動したことがあった。いま読みなおしても、その感動は色褪せていない。どうしてなのだろうか?チェーホフの「六号室」は、ロシアの田舎町の精神病棟の物語である。この病院の離れに六号室という隔離病棟があった。有刺鉄線の塀に覆われてはいたが、い...全文を読む

戦争のメカニズム

余白の人生

2012.12.16 (Sun)

 戦争や争いごとが起こるメカニズム人類の、最大の課題として、だれもがみな平和を希求し、共生・共存共栄を求めてきた。しかし、残念なことに戦争や争いは止む気配はない。歴史上、いつもどこかで規模の大小にかかわらず起こっている。生存競争や経済闘争はまだしも、なぜ戦争は起こるのだろうか?われわれは「戦争と平和」という二元論的概念を想像するが、必ずしも、そのような単純な概念ではないようである。たとえば、宇宙的史...全文を読む

長兄のこと

忘れえぬ光景

2012.12.15 (Sat)

 長兄と馬車とハーモニカとわたしには、母の妹にあたる元気な叔母がいる。つい最近、90歳になったばかりである。しかも、病院に入院することなく、正真正銘の健康長寿である。亡くなった母の代理みたいな人で大好きな叔母だ。母は、末妹の叔母をとてもかわいがってくれたそうだ。年が離れていて、母親のような存在だったという。母の享年93歳をまずクリアしたいと、ひそかに念じているらしい。この元気ならその上を行くだろう。...全文を読む

17歳のカルテ

教育評論

2012.12.15 (Sat)

 正常か?異常か?だれが決めるのか 人が正常か、異常か、どうやって決めるのだろう。人はだれしも、感情の動物だから正常な狂気はもっている。この正常な狂気と異常な狂気をどうやって区別するのだろうか?芸術家は完璧を追い求めるものだ。執拗に、美しいもの(or 醜いもの)を追求する。凡人には、なぜそんなことをするのか解らない。感性や能力のない普通の人からみたら、非凡なる人は、異常で、心が病んでいると見なさ...全文を読む

虚像と実像

文学・芸術

2012.12.14 (Fri)

 雪の中深くたたずむ歴史的文化遺産「正受庵」目に見えるものが本当に実像なのかわたしは、今でも不思議に思うことがある。鏡に映る自分の姿が、左右反転して、左のチーフがなぜ右についているのか?右手を挙げているのに、鏡の相手はなぜ左手を挙げているように見えるのか?では、なぜ上下反転して見えないのか?眼球の構造を理工学的に説明されても、まだ納得がいかない。鏡にうつる映像は、自分では生涯見ることができな虚像なの...全文を読む

感動する心

余白の人生

2012.12.13 (Thu)

 今日の夕焼け単調な日々・・されど『一日一生』で 若いときは、自然に触れて、ただ一人そのなかにいるだけで、無上の喜びを感じたものだ。しかし、ここ数年、その喜びが減少してきたような気がする。春になれば、いつもなら酒に酔った以上の幸せな気分に浸ったものだが、少しずつそんな気持ちも色あせてきたように思われる。 自然だけでなく、若い時は、お金があれば、「あれも欲しい、これも欲しい、旅行もしたい、こんなことも...全文を読む

時事評論特集 ’12年12月12日

時事評論

2012.12.12 (Wed)

 映画 China Syndrome決断を迫られる國の羅針盤まずはじめに、京都大学大学院・藤井聡教授の8月の投稿論文を紹介する。 原発が止まる「地獄」こそ直視を 昨年3月の福島第1原発事故以来、原発は徐々に停止され、今年5月5日には全原発が止まった。そして電力需要がピークを迎える真夏を前に、7月1日に大飯原発3号機が、18日には4号機が政府の決定の下で再稼働した。 ≪事故か停止か「究極の選択」≫ 再稼働は、首相官邸...全文を読む

富春山居図

文学・芸術

2012.12.12 (Wed)

 黄公望≪富春山居図≫(クリックしたら、Youtube動画へ)黄公望《天池石壁圖》 富春山居図はWikipediaで拡大できます数奇な運命を辿った『富春山居図』 昨年(2011年)、黄公望の代表作≪富春山居図≫の前部分、本来は一幅の6mもある山水画が、いつしか二分され、台湾と中国に別れ別れにあったものが、北京紫禁城の故宮博物院から台北故宮博物院に搬入され、四分の三世紀ぶりに、劇的な兄弟の再会を果たした。中国清朝の始め、江蘇...全文を読む

青磁 「北宋汝窯」

やきもの

2012.12.11 (Tue)

 世界の至宝、『汝窯』汝窯青磁水仙盆世界の至宝 青磁「北宋汝窯」 「名品」といわれる芸術品には高い品格が要求される。 とくにやきものは炎を潜り抜けたものだから、作り手である陶工は名利にとらわれず、豊かな心で楽しんで、かつ真剣に創ったものがおおい。 その作品から作者の高い品格、そして一目でわかる感性豊かな作者の個性が読み取れて、素直に私たちを感動に誘ってくれる。 清の乾隆帝の時代(在位1735年10月 - 1796年...全文を読む

古代インド神話の源流

雑学曼陀羅

2012.12.10 (Mon)

 古代インド神話の源流現在のインドの婚姻制とその歴史的背景憲法上はとうの昔に廃止されているのに、現在でも職業、結婚とすべての面でカースト制度が大きな影響を及ぼしている。 結婚は同じカースト内でするものであり、その相手は親が探す。インド人の結婚は、親の承諾なくしてはあり得ない。子供としても、親が決めた相手なら間違いはないという安心もあるのだろう。大都市では最近、自由恋愛の末に結婚というパターンが見られ...全文を読む

美しさの尺度とは

雑学曼陀羅

2012.12.10 (Mon)

 身体改造願望は幸福につながるのか日本では、いま韓国ドラマブーム最盛期である。なるほど、内容も筋書きも、親を大切にする儒教の精神、人間性、過度の演出を控えた清潔感、ユーモアとペーソスにあふれ、なかなか見応えがある。むかしのテレビドラマに似ている。テレビ局が安価に仕入れることができることも原因のひとつだろうが、和製のドラマも見所が少なくなり視聴者が離れていることも後押ししている。ところで、韓国では、顔...全文を読む

女性恐怖と快楽敵視(3) 

雑学曼陀羅

2012.12.09 (Sun)

 メルゼブルクの呪文のなかにある馬の呪文女性恐怖と快楽敵視 ―資本主義(略奪と搾取)の発生源―本題に入る前に、言語の生存性(持続性)に触れておく。ゲルマン民族には、物語を文字として書き記す習慣がなく、すべての伝承は口から口へ伝えていったものなので、書き記される以前の原型は失われてしまい、推測することは困難である。伝わっていく過程で新たなエピソードが加えられたり、既存のストーリーが変更されたりしても、ど...全文を読む

回文(たけやぶやけた)あそび

雑学曼陀羅

2012.12.09 (Sun)

 日本文化が西洋文化を凌駕する回文的風景である。上から見ても下から見ても・・・ガンバレニッポン!!! 回文ことばあそびに国境なし まずは、春、劈頭の一句。   目をとめよ梅かながめん夜目遠目   重貞  じつにどうも、かの名歌「春の夜の闇はあやなし梅の花色こそ見えね香やはかくるる」なんてものまで連想されるようなたおやかな詠みぶりであるが、それでも、「夜目遠目」なぞという歌語にはあるまじき俗言を詠み込ん...全文を読む

女性恐怖と快楽敵視(2)

雑学曼陀羅

2012.12.08 (Sat)

 女性恐怖と快楽敵視 ―資本主義(略奪と搾取)の発生源―快楽敵視の起源は先史時代に求めるべきものなのかこれまでヨーロッパ文明の起源を先史時代に見いだす常套手段とされてきた視点には、ひとつの落とし穴、いや、それ以上に秘密を知られたくないがための意図的なトリックが隠されているような気がしてならない。ヨーロッパの起源といえば、すぐさま古代ギリシア・ローマの伝統へ立ち戻りたがる西洋知識人をみていると、そこには...全文を読む

女性恐怖と快楽敵視(1)

雑学曼陀羅

2012.12.08 (Sat)

 女性恐怖と快楽敵視 ―資本主義(略奪と搾取)の発生源―先月、「宇宙サミット」のなかで、次のように述べた。寄生虫のように資源を食い荒らし枯渇させながら繁殖する人類は、粗大ゴミと二酸化炭素を吐き出す以外には、自然に返したものは、ほとんど何もない。資本主義の恩恵にどっぷりと浸かった先進国では、死人の肉や骨さえも、土に返さない始末である。つまり、自然界の(食物)連鎖を遮断するような行為が資本主義によって加速...全文を読む

エリカのモデル料

愛娘 Erika

2012.12.08 (Sat)

 毎日色づいていく紅葉をベランダから見てこころがなごみまぁ~すナオミ・キャンベルさんのモデル料は、一回いくらとやろか?エリカは、はい、ポーズって何回もいわれても、たったフード一粒よ~!!!おとしゃま、モデル料ばもっとあげて~あっ、ピンポンの音のした。だれかこらしたよ。寒くなったけん、金太郎のような服ば着とっとよ。可愛いかやろ。でも、かゆいところば直接かかれんけんもどかしか~。夜中に手の抜けてこまると...全文を読む

島原の子守歌

忘れえぬ光景

2012.12.07 (Fri)

 島原の子守歌昨日の、直接体験「モミジの手」の感動と高揚がまだ覚めやらぬ。虚脱感、心地よい敗北感、そして枯淡の境地である。(実は、呑みすぎもある)思考が働かないので、宮崎康平さんの解説を紹介するにとどめる。母から、姉から、伝承される子守歌は「ふるさとへの巡礼歌」である。今夜は、この子守歌を口ずさみながら、ゆっくり眠るとしよう。島原の子守歌島原地方俗謡 作詞:宮崎康平 おどみゃ 島原のおどみゃ 島原の...全文を読む

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