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【  2018年01月  】 

古絵唐津向付け

やきもの

2018.01.31 (Wed)

  古絵唐津向付け 20160301 白洲正子が惹かれ愛した「贋作・日本のたくみ」作品追悼古美術・古陶磁愛好家で、酒好きの美食家を唸らせる向付には、滅多にお目にかかれない。徳利・片口・ぐい呑み・盃は、それなりに研究され出来のよい作品も見かけるのだが。親の七光り(世襲制)でなに苦労なく贅沢に育った2世3世の陶磁器作品は、迫力が無く見所も雅味も失せてしまうことが多い。かといって、初代の貧しい生い立ちから這い上がっ...全文を読む

鳥の声 蝉の声

文学・芸術

2018.01.30 (Tue)

   鳥の声 蝉の声  四季雑木林 雲鶴山房 柳條庵  閑かさや岩にしみ入る蝉の声   芭蕉(1644-1694)  元禄二年(1689年)5月27日(新暦7月13日)に、芭蕉は山形市立石寺(山寺)に参詣した。   山形領に立石寺といふ山寺あり。慈覚大師の開基にして、ことに清閑の地なり。一見すべきよし、人々の勧むるによつて、尾花沢よりとつて返し、その間七里ばかりなり。 日いまだ暮れず。ふもとの坊に宿借りおきて、山上の堂に...全文を読む

濁手と柿右衛門

やきもの

2018.01.29 (Mon)

  濁手と柿右衛門 濁し手(にごしで)   「濁手(にごしで)」は米の研ぎ汁のようにやわらかみのあるミルキーホワイトの色をした白磁素地のことである。一般の有田焼の白磁素地は、やや青みを帯びている。それに比べて、「濁手」は青みがなく、純白である。  しかし、江戸時代の後半には濁手素地づくりは途絶えていた。その復元が昭和28年(1953)、12代酒井田柿右衛門(1878~1963)と13代酒井田柿右衛門(1906~1982)の尽力...全文を読む

蟪蛄春秋を知らず

余白の人生

2018.01.28 (Sun)

  借用文化の功罪中国の故事に、「蟪蛄(けいこ)春秋を知らず、伊虫(いちゅう)あに朱陽(しゅよう)の節を知らんや」という言葉があります。 「蟪蛄」とはひぐらし蝉のこと。 「伊虫」とはこの虫という意味。 「朱陽の節」は夏のこと。   「セミは春や秋を知らない。だから、この虫は夏ということも知らないだろう。」ただ春夏秋冬を知っているニンゲンが、セミが鳴くのは夏だというだけである。 セミは短命です。わずか二週間...全文を読む

鬼内福外

教育評論

2018.01.27 (Sat)

  鬼内福外  今年も節分の日が還り来る。 「福は内、鬼は外」古来、邪気を払い家内安全を願うことは、日本の伝統的な風習である。 しかしまた一面、国際的交流の障壁となっている一因が、この「福内鬼外」という言霊に凝縮されてはいまいか。 御伽草紙や民話に踊る鬼達に、懐古的慕情をさえ覚えるが、桃太郎の宿敵として描かれる鬼の悪行を、私は知らない。もし単に鬼の異相の存在をもって、鬼と呼称しているのならば、忌むべ...全文を読む

『桃太郎』 芥川龍之介

文学・芸術

2018.01.26 (Fri)

  鬼とは誰のことか? 『桃太郎』芥川龍之介版 むかし、むかし、大むかし、或深い山の奥に大きい桃の木が一本あつた。大きいとだけではいひ足りないかも知れない。この桃の枝は雲の上にひろがり、この桃の根は大地の底の黄泉の国にさへ及んでゐた。何でも天地開闢の頃ほひ、伊弉諾の尊は黄最津平阪に八つの雷を却ける為、桃の実を礫に打つたといふ、――その神代の桃の実はこの木の枝になつてゐたのである。 この木は世界の夜明以...全文を読む

「洪水はわが魂に及び」

時事評論

2018.01.25 (Thu)

  歯止めなきメディアの劣化 「洪水はわが魂に及び」という言葉が、旧約聖書のヨナ書にある。テレビ・メディアの危機が本物になってきた事態を書こうとして、ふとこの言葉を思い出した。 随分前のことだが、大江健三郎さんの「洪水はわが魂に及び」「鯨の死滅する日」の長編小説を難解ながら拾い読みしたことがある。 私はクリスチャンではないが、昔、一種の切羽詰った思いで新旧の聖書を読み、いろいろ教えられた。ヨナ書はイ...全文を読む

ノーブレーキ報道倫理

雑学曼陀羅

2018.01.24 (Wed)

  報道倫理が死滅する日 裸にジャケット、キャスターも一肌脱いで視聴者獲得 アルバニア 2016年02月28日 【2月28日 AFP】厳しい視聴者獲得競争に直面したアルバニアのテレビ局が、視聴者に文字通り「裸」の真実を伝えるための取り組みとして、トップレスに近い格好をした女性キャスターにニュースを読ませるという大胆な手法を取っている。 Zjarrテレビで、素肌に胸元が開いたジャケットだけを着た若い女性キャスターらがトップ...全文を読む

志野茶碗

やきもの

2018.01.23 (Tue)

 1985年、文部省(現・文部科学省)の海外留学派遣で、ともに英国遊学した愛知の盟友・日置儀市さんから記念に頂いた大振りの志野茶碗。志野と加藤唐九郎の熱心な作陶家の逸品である。銘 『SNOW LAND』。すでに所有権を義弟に移している。 志野茶碗きめ細かな、しっとりとした百草土(もぐさつち)で作られた無理のない優雅なゆがみ。やわらかみの富んだ白い長石釉。人為のおよばない口縁の火色。美濃の山懐にみえる風物をリズミカ...全文を読む

降るような星なのです

忘れえぬ光景

2018.01.22 (Mon)

  降るような星なのです   誕生日にに息子たちからプレゼントを貰った。 「ありがとう」とは言ったものの、内心いつまでたってもどこか馴染めない。 闘う家長としての自尊心か、照れくささか、困ったものである。 希有の国民作家、故藤沢周平は、凛として気品漂う、なつかしい日本人を描き続けた人である。 その著書『残日録』の主人公、三屋清左衛門のせりふを思い出す。 「若いときは貧乏のほうがよい」  父を尊敬して...全文を読む

日残りて昏るるに未だ遠し

文学・芸術

2018.01.21 (Sun)

  日残りて昏るるに未だ遠し 東北のある小藩。前藩主の用人であった三屋清左衛門は家督を長男に譲り、隠居生活を楽しむはずだった。しかしなぜか安堵の後に強い寂廖感を覚え、「残日録」と名付けた日記に己の行動と心の内面を綴る。「日残りて昏るるに未だ遠し」暮れるにはまだ間があるからもう少し仕事をしなさいという意味がある。   現役を退いた清左衛門を中心に彼を取り巻く人々との友情・裏切りと小料理屋「涌井」の女将...全文を読む

広田弘毅

雑学曼陀羅

2018.01.20 (Sat)

   『落日燃ゆ』  城山三郎   新潮文庫、1986.11『落日燃ゆ』は、東京(極東)裁判で死刑になった政治家、広田弘毅(ひろたこうき)を描いた小説である。サスペンスタッチの冒頭から死刑執行まで一気に読ませられた。文句なしにおもしろい。読後しばらく、広田弘毅に同情して涙が止まらなかった。城山三郎の筆力がすごい。内容は、東京裁判をうたがうものである。東京裁判で死刑になったのはほとんど軍人で、文官では広田弘毅...全文を読む

春一番 キブシ

忘れえぬ光景

2018.01.19 (Fri)

  早春の里山散歩雨上がりの、晴れ上がった春霞のたなびく午後、風はまだ冷たかったが、近くの里山に散歩に出た。わたしの習性で、毎年どの季節にどんな植物がどこに棲息するか、記憶の中に分布図を作成している。紅梅、白梅、アオモジ、キブシ、木々の萌え出る新芽、この色彩と香りがたまらない。新発見があった。コースを変えて歩いたらキブシの群落に出くわした。ときには、同じ道をそれてみるものだ。そこには、いつも未知との...全文を読む

早春の野鳥たち

余白の人生

2018.01.18 (Thu)

  早春の野鳥たち...全文を読む

野の花だより

余白の人生

2018.01.17 (Wed)

  黒木・萱瀬周辺 先輩の花便り   2016 02.25   こんばんは!  「春は名のみの風の寒さや~」  いつものように、週一の探訪を楽しんでいます。  でも25日の午前中の山の温度は3~5度でした。春を探して歩きましたが、もう少しという感じで山を下りました。  全部で23,000歩強、約14キロ歩いていました。  途中、イノシシに出会って対峙するという場面もありました。  最新の「大村の春」をご報告しておき...全文を読む

『宗国屋敷』 小松左京SF

文学・芸術

2018.01.16 (Tue)

 三つ指ついてご挨拶、現代はカエルのほうが礼儀正しい?・・アンドロイドケロッグ「宗国屋敷」 小松左京の才能ある種の叙述トリックというか「文体トリック」である。貫井徳郎のデビュー作も、この手の文体トリック。小説ならではの仕掛けが新鮮だ。文章だけで確固とした雰囲気を作れる人間にしか、使えない技だ。小松はこの手の純日本風な文章を書くと、上手い。SFへの偏見が今よりも厳しかった時代に、大きな賞をSFというジャン...全文を読む

「大和撫子」入門

雑学曼陀羅

2018.01.15 (Mon)

  「大和撫子」入門 国会議員や有名人が、こんな内容を口走ったら一発で糾弾される現代である。ところが、思想・信条、男尊女卑、封建主義とは関わりなく、教養・品格・控えめ・女性らしさ・周囲から愛され好かれる女性の素養=婦人の徳を備えた、日本人独特の「ヤマトナデシコ」の本質が凝縮されている、と思うのは私だけではないだろう。愚かな男達が血気にはやって失敗を重ねてきたこの國に、この「ヤマトナデシコ」の存在があ...全文を読む

有機栽培の安全神話崩壊

時事評論

2018.01.14 (Sun)

  「有機農産物」は安全でない  作物を“メタボ”にしてしまうチッソ過多の肥料 有機栽培は、農薬と化学肥料に依存した近代農法への反省から生まれ、「安全・安心」を旗頭にしてきた。 有機栽培は大きく2つのタイプに分けられる。農業用資材への依存の強い“メタボ有機”と、農家が自前の完熟堆肥を適度に使う“抵投与型有機”だ。 低投与型有機と自然栽培には「土はつくるものではなく、育てるもの」という考えがある。土壌微生物の...全文を読む

『夜と霧』 フランクル

文学・芸術

2018.01.13 (Sat)

  それでも人生にイエスと言う  運命は贈り物苦しみの中味は人によって違う。そこに大きな意味があるとフランクルは言います。「どんな運命も比類ない。どんな状況も二度と繰り返されない。そしてそれぞれの状況ごとに、人間は異なる対応を迫られる。誰もその人の身代わりになって苦しみを、とことん苦しむことはできない。この運命を引き当てたその人自身がこの苦しみを引き受けることに、ふたつとない何かをなしとげる、たった...全文を読む

琥珀の真贋

忘れえぬ光景

2018.01.12 (Fri)

  琥珀の真贋 AMBER アンバー(琥珀) 天然樹脂の化石であり、宝石である。また、化石に成りきっていない半化石の琥珀は、コーパル(英: Copal)という。虫や植物が混入してできた琥珀は特に高値で取引されているが、コパールを一度溶かし意図的に虫を混入させた偽物の虫入り琥珀が中国で作られており、市場に出回っている。 アンバー(原石)琥珀の色は、黄金色、太陽色、飴色ばかりではない。世界中の産出地によって、ブルー...全文を読む

倚りかからず

文学・芸術

2018.01.11 (Thu)

   倚りかからず      もはや    できあいの思想には倚りかかりたくない     もはや    できあいの宗教には倚りかかりたくない    もはや    できあいの学問には倚りかかりたくない    もはや    いかなる権威にも倚りかかりたくない    ながく生きて    心底(しんそこ)学んだのはそれぐらい    じぶんの耳目    じぶんの二本足のみで立っていて    なに不都合のことや...全文を読む

スンニ派とシーア派

雑学曼陀羅

2018.01.10 (Wed)

 国ごとのイスラム教の分布。緑系はスンニ派、赤紫系はシーア派、青はイバード派   スンニ派とシーア派 (2016年01月05日)世界に約16億人いるイスラム教徒は、約9割のスンニ派と1割程度のシーア派などに分かれる。預言者ムハンマドの後継者をめぐって違いが生まれた。ムハンマドのいとこで4代目カリフ(指導者)であるアリーの血統を正統とみなすシーア派に対し、スンニ派は信者の話し合いで選ばれた者がカリフになるべき...全文を読む

「米英・欧米」が "廃語"になる

時事評論

2018.01.09 (Tue)

 全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いていた。東の方から移動した人々は、シンアルの地の平原に至り、そこに住みついた。そして、「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。主は、人の子らが作ろうとし...全文を読む

マントラの念誦

余白の人生

2018.01.08 (Mon)

  「マントラの念誦」量子力学を信頼するイシコロも現代科学一辺倒ではない。科学で説明できない、科学を超越した世界や話をイヤと言うほど見聞してきた。超常現象(サイキック)の世界が存在することも否定することはできない。科学未発達の時代に、他者が気づかない特別の才能を持つ者が、富や権力を支配してきた。魔術・錬金術・マジック・トリックで、情報を知らない無知なる凡人を欺していたのは現代もなんら変わりはない。た...全文を読む

ヒョウモンダコ

雑学曼陀羅

2018.01.07 (Sun)

  猛毒「ヒョウモンダコ」   ただいま日本海、北上中  2016年2月22日(月)15時2分配信  日本海の若狭湾沿岸で昨秋から、猛毒を持つ小型のタコ「ヒョウモンダコ」が相次いで捕獲されている。元々は西太平洋の熱帯・亜熱帯に分布し、和歌山など温暖な太平洋側では確認されてきたが、近年は日本海でも隠岐諸島(島根県)や鳥取県沿岸でも確認され、温暖化などで生息域が北に向かって広がっている可能性がある。素手で触ると命を...全文を読む

驚愕する「優生学」

忘れえぬ光景

2018.01.06 (Sat)

  驚愕する「優生学」生体実験の実録映画「クリムゾン リバー」で、ナチス・ドイツが、「優生学」を維持するために公然と繰り返されていた、残忍でオゾマシイ生体実験=「人間改良計画」の実態を追記しておく。原典のURLが、写真解説が入り、はるかに残酷で震撼するため、末尾に添付しておく。こんなオゾマシイ過去の戦争記憶を知らずに、知らされずに育った戦後世代は、ある意味で幸せである。●「優生学」とは、劣等な子孫の誕...全文を読む

クリムゾン リバー

忘れえぬ光景

2018.01.05 (Fri)

  クリムゾン リバー 「紫色の川」  一般的に、日本人にはフランス映画は、あらすじ・展開がわかりにくい。この映画の見所・醍醐味が判らないまま、ホラー、倒錯・猟奇殺人、オカルト映画としてスリラー風に捉えられる傾向が強い。この映画が秀逸で傑作なのは、戦前のナチス・ドイツが「優生学」を旗印にして、ヒットラー指揮のもと国家総動員で取り組んだ「異民族排斥の生体実験」を再現した映画であるからだ。日本では、「優生...全文を読む

高慢と偏見

文学・芸術

2018.01.04 (Thu)

  高慢と偏見 Pride and Prejudice ジェーン・オースティンの長編小説 1796年から1797年の間にFirst Impressionsという題名で書かれ、1813年1月28日に現在の題で出版された。17~18世紀のイギリスの片田舎を舞台として、女性の結婚事情と、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを描いた恋愛小説。精緻を極めた人物描写と軽妙なストーリー展開で、オースティンの著作の中でも傑作と名高い。作家モームは、『世界の十大小説 上巻』...全文を読む

高慢と偏見 日本版

時事評論

2018.01.03 (Wed)

  高慢と偏見 日本版政治家の失言や不祥事があとを絶たないどころか目白押しだ。レベルの低い日本のマスコミのスクープ合戦の功績?なのかもしれない。兎に角、他者の栄誉を妬み、猟犬のように追いかけて暴露し記事にしている。そんな風土・精神構造(恥と嫉妬)に飼い狎らされた国民も同じ穴のムジナだ。日本人の常識は、世界(標準)の非常識である。公務員・教員の常識は、社会の非常識だ、と日頃から自分に言い聞かせている。...全文を読む

宇宙の奴隷

忘れえぬ光景

2018.01.02 (Tue)

   宇宙の奴隷 そもそもニンゲンたちが経験する喜び、感動的興奮、愛などというもの、そして宗教的歓喜や悟りが、宇宙全体から見たら、一体どれほどの商品価値あるいは存在価値があると言うつもりなのだろうか? 「人が喜んでくれればいいのです」あるいは「自分が楽しんでいる」などと言いながら行われている無数の創造行為、趣味、研究、娯楽。そしてとりわけ偽善的宗教活動も、『地球の自然そのもの』にとっては、「単なる迷...全文を読む

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