更新履歴

さわりを読む▼をクリックすると更新された内容の冒頭部分がご覧になれますので、久しぶりのご訪問の方はこちらで未読・既読のご確認ができます

日付別の更新チェックはカレンダーの日付をクリック ▼

【  2018年09月  】 

お先に紅葉

余白の人生

2018.09.30 (Sun)

  一足お先に 路傍の野草 20160925 around...全文を読む

エミール・ガレ

忘れえぬ光景

2018.09.29 (Sat)

   天才ガラス工芸家 ガレ & ドーム兄弟西洋アンティークの中で、ひときわ光を放ち、賞玩に値するのはガレである。エミール・ガレは1846年、フランスの古都ナンシーの高級ガラス・陶器企画・卸商の長男として生まれた。 21歳頃からデザイナーとしての仕事を始めると、彼の才能は花開き次々と新しい技法を開発し、ガラスのみでなく広く家具・陶器や庭園まで手掛けた。 植物への造詣も深く園芸家として数々の著書も残している。そ...全文を読む

秋あかり

忘れえぬ光景

2018.09.28 (Fri)

  雲鶴山房 秋あかり 20160924あれほど暑かった昼間も朝夕になると肌寒くなった。家の中は、寒色系の色彩が自然と遠のき、茜系の色合いが恋しくなった。ずいぶん前に、長崎勤務時代に仕入れた民國時代の紅木ランタンを灯してみた。六面体の頭部は龍の彫刻、脇は幸福を呼ぶ蝙蝠の透かし彫り、頭部6面と腹部6面の古いガラスには、12種類のそれぞれ異なる精密な山水画が施してある。筆者の描画の力量が半端でなく、プロフェッシ...全文を読む

ブラックタイガー

余白の人生

2018.09.27 (Thu)

  大村湾産 ブラックタイガー 20160923 aroundこの季節、旬のアシアカエビが甘くて最高の味覚である。が、20cmを超す大エビは滅多にジゲモンの活魚コーナーには登場しない。今朝、早朝の秋の山野草採集の帰りに、亥の一番に立ち寄った。念願のブラックタイガー(20cm~23cm 4匹)を珍しく手に入れた。安価な活魚コーナーで最高の値段であった。新鮮であれば美味しいからいつもは安い魚だが、久しぶりの贅沢である。大エ...全文を読む

モラトリアム老人

余白の人生

2018.09.26 (Wed)

  モラトリアム老人の時代   同窓会 友の面影 シワの奥 わたしもそうであるが、人間は過去の点と点を結びつけ、どうでもよい自分史を作る作業を無意識のうちに行う。同窓会に出れば、記憶にある自分とかなり違った自分を古い友人たちは教えてくれる。定年退職を経て、特に仕事一筋で生きてきたバリバリのサラリーマンや管理職経験者は、かなり大きな心神喪失状態を体験する。伴侶の女性も、主婦として母親として卒業の時期だ...全文を読む

長寿はアフォリズム

未分類

2018.09.25 (Tue)

  長寿はアフォリズム天寿を全うすることに異論はない。この齢になると、鬼籍の仲間入りをする同期生や友人たちがぼちぼち増えてくる。ただ長寿(長生無極・長生未央)が時代とともに変容していることは確かである。現代は、医学が進歩したとは言え、長寿がニンゲンの幸福・安寧につながるとは限らない。男性が、絶対的な権力を有した、神仙思想、儒教思想・体制、男性優位・男尊女卑(近世まで)時代は、女性を虐げ、犠牲にして支...全文を読む

石ガニ 窯妖変

文学・芸術

2018.09.24 (Mon)

  エビ・カニ(甲殻類)の色彩 20160921 around熱を通した甲殻類の色は芸術品である。なぜこんな神秘的な赤蟹色になるのか?理論だけで、科学的には何も解明されていない。...全文を読む

黄公望 「富春山居図」

書画・骨董

2018.09.23 (Sun)

  『富春山居図』 数奇な運命を辿る  2011年、黄公望の代表作≪富春山居図≫の前部分、本来は一幅の6mもある山水画が、いつしか二分され、台湾と中国に別れ別れにあったものが、北京紫禁城の故宮博物院から台北故宮博物院に搬入され、四分の三世紀ぶりに、劇的な兄弟の再会を果たした。中国清朝の始め、江蘇省宜興の宦官の家。この家の老人呉洪裕が臨終に際して家人が集まり最後の言葉を待っている時、呉洪裕の眼が枕元の宝箱に...全文を読む

緑茶と鎖国

雑学曼陀羅

2018.09.22 (Sat)

  負の遺産? 鎖国 茶の語源 茶をティーと発音する地域と、チャを発音する地域がある。語源は中国の広東語のCH’Aと福建語のTAYである。広東語のCH’Aは東北アジアに伝わって日本(日本語ではチャ)にも到来し、陸路モンゴル(乳茶、塩味の緑磚茶)、チベット(バター茶)、インド、中近東(ペルシャでは苦く黒く、ういきょうの実か丁子を入れる)、東欧に伝わった。西ヨーロッパの例外はマカオから輸入したポルトガルだ...全文を読む

英国留学 1985 

忘れえぬ光景

2018.09.21 (Fri)

  英国留学研修 1985アーカイブ文部省(現、文部科学省)主催の長期海外研修旅行に遊学するという千載一遇の機会を得た。我が国の英語教育振興のため、高校の英語教員指導者育成を企図したありがたいプログラムだった。渡航費、生活費は国と県の折半による官費留学である。小遣いだけが自費。事前に、筑波大学国立研修所で一ヶ月の研修を受けて、その修了後2年間の内に海外留学の資格を得るプロセスだった。生まれてはじめて...全文を読む

ギャラリー 桃山

余白の人生

2018.09.19 (Wed)

  ギャラリー 桃山参考までに、桃山期の古信楽大壷を掲載する。説明・解説がなければ、どれが本物の桃山古陶磁なのか、判定できないほどの泥縄窯銘品である。 ...全文を読む

桃山古陶写 泥縄窯

やきもの

2018.09.18 (Tue)

   桃山古陶写 泥縄窯  20160916 訪問泥縄窯の焼締め薪窯作品は、いつ観ても桃山古陶磁を彷彿させる。古色、フォルム、色彩、どれをとっても見事な作行きで痺れてしまう。澄心無碍、素朴で無心な作陶家の全体像、人間像が陶磁に憑依している。  ...全文を読む

織部の滑車

やきもの

2018.09.17 (Mon)

  織部の滑車 2016091620年ほど前に、骨董・古民具店で仕入れた。直径28cmで、場所を取り 重くて据わりが悪いので狭いマンションには不向きだった。広い自宅に戻り、久しぶりに居場所を得たようだ。実用で使用したものなので、欠けたものが多くこんな完品は少ない。緑釉も美しい織部独特の透明釉の作品は、これまた希少価値がある。つるべの鉄製滑車軸と長年摩擦をくり返し、鉄錆が陶器に乗り移りいい風情が出ている。...全文を読む

古常滑 経塚壺

書画・骨董

2018.09.16 (Sun)

   経筒と古常滑三筋壺経筒(きょうづつ)は、経典を土中に埋納する経塚造営の際に、経典を納めるために用いる筒形の容器。 陶製や石製のほか、金銅製や鉄製など金属製のものがある。形状は小型の円筒形や宝珠形、六角宝塔形など多様。上部には蓋が付けら、上面は平面であるが周縁部が外側へ張り出しているものもある。上部中央には塔形や宝珠形、相輪形、乳頭形をしたつまみが付けられており、胴体部分には銘文が彫られ、願文や...全文を読む

最古の洞窟壁画

雑学曼陀羅

2018.09.15 (Sat)

  ショーヴェ洞窟壁画ショーヴェ洞窟(英: Chauvet Cave、仏: Grotte Chauvet)は、フランス南部アルデシュ県の Vallon-Pont-d'Arc 付近にある洞窟。現存する人類最古の絵画であるショーヴェ洞窟壁画で知られる。 現在、知られるものでは最古と思われる約3万2000年前の洞窟壁画で、1994年12月18日に3人の洞穴学者 Jean-Marie Chauvet, Christian Hillaire, Eliette Brunel-Deschamps によって発見され、洞窟壁画の開始時期を大幅に...全文を読む

黒のエチュード

文学・芸術

2018.09.14 (Fri)

 クロユリ(黒百合 学名 Fritillaria camtschatcensis)はユリ科バイモ属の高山植物。別称はエゾクロユリ(蝦夷黒百合) 黒の神秘性 色彩の中で、一番美しいのはブラックである。喪服、礼服、黒の服装、ココ・シャネルが愛した黒の基調。青春、朱夏、白秋、玄冬と緑や朱を青春の色とするが、着用してみると黒には敵わない。いかなる愚鈍で、はすっぱな人間をも、美しく蘇生させる黒の魔力だ。人間界のみならず、陶磁の世界におい...全文を読む

烏金釉

やきもの

2018.09.13 (Thu)

  烏金釉瓶烏(う;カラス)の濡れ羽色は漆黒で人工的にも創り出せなかった。中国では、康煕年間だけに登場したため、稀少で高価である。日本では、鍋島官窯の色鍋島の小品(写真・赤水引)しかお目に掛かったことがない。どうやって烏金釉が創られたのかはいまだに解明されてない。 鳥金釉広口瓶(大清康煕年製)款寸法 口径7.2cm 高25.1cm時代 清初(17世紀)★高台に特長、康煕年間だけに登場したスタイル。こ...全文を読む

狂い咲き

忘れえぬ光景

2018.09.12 (Wed)

  庭ナナカマド チンシバイ 珍珠梅(中国名)狂い咲いても清楚で純潔だ。 北海道・東北地方では紅葉を始めたというのに。 泥縄窯のヒロシさんも、蹴轆轤でいつまでこんな大壺を造れるだろうか。   ...全文を読む

残欠

やきもの

2018.09.11 (Tue)

  破れ壺 残欠 破片消えゆくもの、滅びゆくもの・・・に愛おしさを感じるのはなぜだろう。鎌倉、室町、桃山時代の破れ壺に魅了され、「かそけさ」にこころ震えるのはどうしてだろう。あれだけ完璧なものにあこがれ、追い求めてきたはずなのに。...全文を読む

アシアカエビ

雑学曼陀羅

2018.09.10 (Mon)

  アシアカエビ(熊エビ) 20160909車エビより大きくて美味しい、ピチピチ跳ねる天然アシアカエビの旬の季節である。このエビは、潮の流れの速い外海でしか捕れないイッピンの食材である。久しぶりの花材採集の帰りに、ジゲモンの活魚コーナーに立ち寄った。山野草の仙人草とアシアカの刺身がコラボして美しい。 【豆知識】 熊エビ名称日本での地方名にはアカアシ(赤脚)、アシアカ(脚赤)、アカシマ(赤縞)(以上各地)、タ...全文を読む

残日録

余白の人生

2018.09.09 (Sun)

  日残りて昏るるに未だ遠し 東北のある小藩。前藩主の用人であった三屋清左衛門は家督を長男に譲り、隠居生活を楽しむはずだった。しかしなぜか安堵の後に強い寂廖感を覚え、「残日録」と名付けた日記に己の行動と心の内面を綴る。「日残りて昏るるに未だ遠し」暮れるにはまだ間があるからもう少し仕事をしなさいという意味がある。   現役を退いた清左衛門を中心に彼を取り巻く人々との友情・裏切りと小料理屋「涌井」の女将...全文を読む

野の花 而今

余白の人生

2018.09.08 (Sat)

  刹那と永遠 瞬間と無限一粒の砂に世界を見、一輪の野の花に天国を見る手のひらに無限をつかみ、一瞬のうちに永遠をとらえる(ウィリアム・ブレイク「無知の告知」)  ブレイクが夢想したように、世界を見たり永遠をとらえたりしたいというのは、人の本能かもしれない。だが、限りある生命を持つ人間にとって、それは見果てぬ夢のように思われる。では、もし、その夢を実現できるとしたら。もし、それが可能になるとすれば―それ...全文を読む

月の微笑

忘れえぬ光景

2018.09.07 (Fri)

  満月の中に見えるもの 満月と石は鑑賞法がよく似ている。 満月の中にある模様は何に見えるか。石の形状、中の紋様は何に見えるか。 両者とも、観察者の心象風景を投影する「見立て」の世界で様々である。 美なるものは永遠の歓びである。美しい光景や行いは人々の心を癒し、そしてゆたかにしてくれる。 人間が造りだす美の世界もまた百人百様で、本来は美醜の基準など存在しない。 ひとつの美しいもの、善い行いについても...全文を読む

美は多数決ではない

文学・芸術

2018.09.06 (Thu)

  美は多数決ではない美は、民主主義のように多数決で決めるものではない。人の数だけ、百人百様、美の捉え方、感じ方は異なる。日本人は、周囲の意見(世間様)と異なることを怖れ右顧左眄する嫌いがある。他者と違うことを極端に怖れ、自分の本音を殺して同調しようとする。そして、これを民族の美徳として誇りに思っている。西洋文化は、これに反して、他者と異なることに自己の存在を確認する。生まれも育った環境もそれぞれ違...全文を読む

シュール 高麗青磁

やきもの

2018.09.05 (Wed)

  高麗青磁いつの時代も、過去の芸術・体制に反発・否定してイノベーションされたんだ。アヴァンギャルドでアヴァンチュールな突然変異の窯変青磁だ。鳴海織部のシュールでシンプルなフォルムと同じだ。...全文を読む

太湖石 霊壁石

2018.09.04 (Tue)

  Welcome Taihu Stone...全文を読む

志野と色鍋島

余白の人生

2018.09.03 (Mon)

  志野と色鍋島 「国宝卯の花墻への幻想」 龍村 謙(国宝審査委員) 解説 土は懐かしい。常に最初は冷ややかに、やがてほのかに体温がうつって、むちむちと、柔らかく温かい。こね、ひねるにしたがって、掌らを通じて土は、素直に造形されてゆくのだが、自分の計画通りにはならない。土の持つ性格と理論が、いつもしっかりとしていて、作る側の誤謬を指摘する。 土をいじめてはいけない。乾きすぎると、土は老人のようにしわだ...全文を読む

梅花皮

やきもの

2018.09.02 (Sun)

  かいらぎ  【梅花皮・鰄】① 堅い粒状の突起のある魚皮。蝶鮫(ちようざめ)の皮といわれるが,アカエイに似た魚の背の皮。刀剣の鞘(さや)・柄(つか)の装飾に用いる。② 焼き物で,① のように釉(うわぐすり)がちぢれている状態。井戸茶碗の見所(みどころ)の一つ。茶碗などの釉が焼成不十分のために溶けきらず、さめはだ状に縮れた状態。井戸茶碗の腰部や高台(こうだい)で、侘び寂びの見どころ。かいらぎ(「梅花皮」「梅...全文を読む

ガラパゴス症候群

文学・芸術

2018.09.01 (Sat)

  『存在の耐えられない軽さ』 ミラン・クンデラ最近よく「ガラパゴス化」という表現を耳にし眼にする。イシコロの携帯もガラケー(ガラパゴス・ケータイ)でカケホ(かけ放題)契約だ。生物の進化が、孤立化のため、ある時期から停止してしまい、抜け出せない状況のことであろう。骨董好きが、必ずしもノスタル爺のトレードマークでガラパゴス症候群患者とはかぎらない。現代の無機質で渇いた魅力のない大量生産品と異なり、手仕...全文を読む

前月     2018年09月       翌月

Menu

プロフィール

イシコロおじさん

Author:イシコロおじさん
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新トラックバック

<カレンダー>

カレンダー

08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

フリーエリア

アクセスカウンター