雑学曼陀羅

栄枯盛衰・生者必滅

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 栄枯盛衰・生者必滅


文明の進化とともに大企業のライフスパンも短命になってきている。
これはなぜだろうか?
百貨店・商店街も老舗も次々に消えていく。
日本の伝統的な商業経済システムを破壊した大企業や大型スーパーも経営破綻している。

流行病のような一過性の新物が目白押しに出現して、売り上げ・集客数を変える。
その後には、お祭り騒ぎの終焉のように、何ごともなかったかのように日常に戻っていく。
充足感を得られず、扇動される中味のない現代人は、非日常・脱日常を求めて彷徨っている。

全国津々浦々の人口減少にたいして、店舗数、病院・歯科医院数があまりにも多すぎる。
客がほとんど来ないのに、どうやって採算がとれるのだろう。
不思議で、不可解な現象が、日本中に蔓延しているのだ。 

誠実な努力をしたから寿命が延びる。
というのは古きよき時代の昔噺になっている。
どっこい、ニンゲンの寿命だけは確実に伸びている。
バランスのとれない時代が到来したものだ。


 セブン&アイの「深刻な難題」

 ニッセン、債務超過寸前で解体が現実味



 すったもんだのお家騒動の末、井阪隆一氏が5月26日の株主総会後にセブン&アイ・ホールディングス(HD)の社長に就いた。社長就任後の最初の決算は深刻な難題をあらためて浮き彫りにした。

 セブン&アイHDの2016年3~5月期連結決算は、営業利益が前年同期比0.5%減の814億円だった。市場コンセンサス(840億円台)を下回り、株価は年初来の安値に沈んだ。

 主力のセブン-イレブン・ジャパンなどのコンビニエンスストア事業は4.2%の増益、セブン銀行などの金融関連事業も10.6%増と増益を確保したが、そのほかの事業は相変わらず冴えない。

 そごう・西武の百貨店事業の営業損益は10億円の赤字。赤字幅は前年同期の9200万円から大きく膨らんだ。今年9月末に、そごう柏店(千葉県柏市)と西武旭川店(北海道旭川市)の2店舗を閉鎖する計画だ。

 百貨店と並んでセブン&アイHDの悩みの種となっているイトーヨーカ堂などのスーパーストア事業は、8.1%の増益を確保したものの本格的な復活にはほど遠い。

 最も深刻なのが通信販売事業である。営業赤字は前年同期の27億円から29億円に増加した。カタログ通販子会社のニッセンホールディングス(HD)は昨年、カタログの発行回数を8回から5回に減らしたほか、今年からは商品の品質や価格構成を見直した。それでも赤字経営が続き立て直しの道筋が見えてこない。


 カタログ通販のニッセンは16カ月連続のマイナス

 ニッセンHDの16年12月期第1四半期(15年12月21日~16年3月20日)の連結売上高は前年同期比29.2%減の264億円、営業損益は29億円の赤字(前年同期は27億円の赤字)、最終損益は25億円の赤字(同24億円の赤字)だった。

 15年12月期の最終損益は133億円の赤字(その前の期は85億円の赤字)で3期連続の最終赤字となった。インターネットへの対応の遅れに加え、販売促進費の抑制で新規顧客の獲得もできなかった。

 15年12月期の決算短信から「継続企業の前提に関する重要事象等」が記載された。企業の継続に黄信号が灯っていると、あずさ監査法人が投資家に注意を促したわけだ。セブン&アイHDの監査法人も、あずさである。

 ニッセンHDの純資産は15年12月期末に58億円あったが、16年12月期の第1四半期末には24億円に減少した。債務超過に転落するのは時間の問題との見方も強く、赤信号が点滅する寸前にある。

 今年1月発行分から主力のカタログを刷新した。これまで低価格商品を売りとしてきたが、より利幅の大きい高付加価値の品揃えを増やした。だが、カタログを刷新した効果は数字には見えてこない。

 ニッセンHDの主要事業会社であるニッセンの売り上げは、16年5月まで16カ月連続でマイナスを記録した。底なし沼にはまった状態だ。




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