文学・芸術

孟浩然 南山下

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2016 00 寒蘭 日光 土佐の桃花を代表する名花



 南山は陶淵明が廬山をいい、李白、杜甫は終南山をいう。襄陽の南に祖先から受け継いだ荘園で隠遁生活をしたいという。士官を目指して、長安に書生をすること、諸国を旅する事をしていると先祖から受け継ぐ荘園において隠遁することが大切なのだろうか。


 「南山下與老圃期種瓜」 孟浩然


南山下與老圃期種瓜

樵牧南山近,林閭北郭賒。


木こりと牛馬をかっている人たちが鹿門山の南の山近くにいる。邑に入り口には木々が門のように林立し、北に遠くはるかに襄陽城が見える。

先人留素業,老圃作鄰家。

先祖からの荘園をうけついでいて、老練な隣人が農園を経営している。

不種千株橘,惟資五色瓜。

千株の橘柑を植えてはいないが、ただ、五色の瓜をはよくできる。

邵平能就我,開徑剪蓬麻。

秦の東陵侯のようにこの荘園に就いて、道を開き転蓬して旅をしたりや単に麻を育てていくことを断ち切って本気で隠遁生活になろうとするか。


 現代語訳と訳註

 (本文)

南山下與老圃期種瓜
樵牧南山近,林閭北郭賒。
先人留素業,老圃作鄰家。
不種千株橘,惟資五色瓜。
邵平能就我,開徑剪蓬麻。

 (下し文)

南の山の下で老圃に瓜を種える期。
樵牧 南山に近く、林閭 北郭に賒(とお)し。
先人 富農を留め、老圃 鄰家と作(な)る。
千株の橘を種えず、惟だ 五色の瓜を資(と)る。
邵平 能く我に就きて、径を開き 蓬麻を剪るか。

 (現代語訳)

木こりと牛馬をかっている人たちが鹿門山の南の山近くにいる。邑に入り口には木々が門のように林立し、北に遠くはるかに襄陽城が見える。
先祖からの荘園をうけついでいて、老練な隣人が農園を経営している。
千株の橘柑を植えてはいないが、ただ、五色の瓜をはよくできる。
秦の東陵侯のようにこの荘園に就いて、道を開き転蓬して旅をしたりや単に麻を育てていくことを断ち切って本気で隠遁生活になろうとするか。




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