やきもの

銘 「銀河九天」

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 銘 「銀河九天」


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 20161123  撮影


赤土部がみごとに発色した胎土の上を自然釉が大胆に流れている。

秋の窯びらきで誕生した泥縄窯のやきしめ窯変壺だ。


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一個しか入らない、煙と炎を排出する煙道の真下に置いていたそうである。

はげしい炎の鬩ぎ合いによく耐えて、一見焼締め陶とは思へない自然釉だけの稀少な完品。

思い通りの色が出せなかった、六古窯時代のやきしめた色合いの再現。


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六古窯の桃山古丹波や古越前を連想させるみごとな出来映えだ。

二重口で引き締まった、撫で肩の提灯壺


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上から真下まで一気に直下する一条の流れから

銘 「銀河九天」 と名付けた。高さ15.3cm 直径15.5cm




2016 00 「銀河九天」廬山



 望廬山瀑布 李白


 原文(白文)

日 照 香 炉 生 紫 煙
遥 看 瀑 布 挂 前 川
飛 流 直 下 三 千 尺
疑 是 銀 河 落 九 天


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 書き下し文

日は香炉を照らし 紫煙生ず

遥かに看る 瀑布の前川に挂くるを

飛流直下 三千尺

疑うらくは是れ 銀河の九天より落つるかと


 現代語訳

日の光が香炉峰を照らし、紫色の煙があがっている。

はるか遠くには滝が、長い川を掛けたかのように流れ落ちているのが見える。

滝の水は三千尺下にまっすぐと落ちている。

天の川の水が、天の最も高いところから落ちてきたのではないかと思うほどだ。



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