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老人の存在価値

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 高齢者の存在価値


ニンゲンの存在価値について考えてみた。

若いとき、健康なときに考えることはあまりなかったが、古稀を過ぎて身体が思うようにならなくなると自問するようになった。

中原中也賞を獲得した、若い詩人、最果タヒ嬢の口癖によれば、ニンゲンはすべて「死んでしまう系」に属するらしい。

若くして、このことに気付いた彼女は、中原中也や中島敦の人間探求の思想を追求しているところがあり女性にしてはおもしろい。

自分のブログで、決して根暗ではない、豪放磊落でシニカルな放言を飛ばしている様子は、
フランス高踏派詩人(ロートレアモンなど)やバルザックの人間喜劇的要素を含んでいて実に興味深い。

視点を変えれば、「悉皆成仏」系のニンゲンの存在価値も多岐にわたる。

若い人たちの才能や芽を摘んでしまう老人、税金泥棒で蓄財している者、何も仕事しないで社会や家庭の秩序を乱す者、この人がいなければ国家・社会や組織体がもっとよくなるだろうと嫌悪される者、無意味な戦争で国を追われる難民、発展途上国や未開地の奴隷扱いを受ける人々、独裁者、犯罪者、・・・切りがないし、定義もできない。


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人命の軽重については、一人のニンゲンのいのちは地球より重い、は誇張表現である。
肺ガンの治療薬・オプジーボを一人の老人のため、年間3500万円援助しているニュースが流れた。

これからの日本国を救済する国の寶・青少年のために活用した方がはるかに効率がよく賢い選択で、貴重な税金をドブに捨てているようなものである。

これでは超高齢長寿国ニッポンは消滅してしまうだろう。

なにもできなくても、「この人がいなければ生きていけない」と心から思う人が一人でもいれば、それで良いのかもしれない。

が、価値観が多様多岐にわたり、効率・利潤ばかりを追求し、流言飛語に振り回され、先が見えない暗いカオスの時代へ突入している。


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老人になっても、ワシのおかげで、ワシが居るから・・・というより、
ワシがいなければもっと良い環境・時代になるかもしれない・・・
ぐらいの方が、悉皆成仏、大往生できるかもしれない。ハハハ。




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