時事評論

「新年を壽ぐ」の意味

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 年賀状の季節が巡ってきた


加齢とともに、「新年を壽ぐ」の意味が変化してきている。
何がめでたいのか?考える人も多いことだろう。
価値観が多様化している現代社会において、短絡的な賀状の表現も迫力が無くなってきている。

現職の時と比べれば、当然のことながら加齢とともに賀状の枚数も減ってくる。
おそらくは、これから生涯顔を合わせることもない人々から、年に一度の便りは嬉しいものだ。
その人との一期一会の場面を思い出してなつかしい。

賀状の文言や写真でその人の性格や生き様が伝わってくる。

賀状は、無意識の自己表現でその人を物語るから、ある意味ではお里が知れて、怖くもある。
多忙ゆえか、表書きも文面も印刷だけで自筆がないのはさびしく、義理賀状がばれる。
近況なり一言でも自筆の添え書きがあれば目を留めてその人をなつかしく思う。

科学技術、ネット、スマホの目覚ましい進歩で賀状の中身も大きく変わるだろう。

親しい身内以外の賀状に、家族のしあわせを見せつけるのはその人のレベルを物語る。
そこそこの教養はあっても、アダルトチルドレン、ピーターパンシンドロームは意外と多い。

受信者が見たこともない、子どものかわいい(と勘違いをしている?)写真、夫婦旅行の仲睦まじい(離婚しなければよいが)写真、子どもが有名大学(でなければ書かないだろう)に入学した家族紹介欄の印刷文、など。

こどもが欲しくてもいない、まだ未婚の成人がいる家族、最愛の伴侶を亡くした家族にとっては目の毒であろう。見知らぬ他者のしあわせを心からよろこべる人は少ないものである。
他者の自慢話や成功話は飽きがくるが、失敗談は目を光らせて聞く、のと同じである。

現役の頃、後輩たちに呑んだ席で賀状の御法度を垂れたことがあったが、これも立派な後輩を育てる処世術であった。今考えると忸怩たる思いである。

現代では、こんな役目もネットの世界になった。




2016 00 k 「年賀 蘭」



 年賀状、子供の写真を載せるのはNG?
 「意味不明」「気が重い」
 


 年の瀬も迫り、「年賀状をどうしよう…」と悩んでいる人も多いのでは。この時期ネットで盛り上がる恒例のテーマが「年賀状に子供の写真を載せるのはNGなのか」という疑問。写真入りの年賀状は手軽に近況を伝えられて便利な一方、「他人の子供には興味ない」「アップの乳児とか意味分からない」など、受け取る側には冷めた見方もあるようだ。

 「そんなに、子供や家族写真の年賀状って嫌なものなのでしょうか」。昨年末、相談サイトの「ヤフー知恵袋」に寄せられたこの質問には、あっという間に70を超える回答が集まった。多くは「私は好きですよ~。動物系とか子供系」「私も写真を見て『家族って似てるな~』と楽しむタイプです」「職場の人からでも『え!家ではこんな感じなんだ(笑)』とか面白いですよね」など肯定的な意見が占めた。しかし、一方で「家族写真はウエルカムだが、知らない人(子供のみ)の写真送られても意味不明」「子供だけ…ってのは嫌ですね。『誰の年賀状?』って思います」などの意見もあった。



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 スマホ賀状で増えるか

 さらには、「不妊治療している友達は年賀状シーズンは憂鬱だと言ってました」「楽しみでしたがある時からいやになりました。子供を亡くしたからです」という重い回答も。

 同じヤフー知恵袋には、29歳の独身女性が「『子供の写真付き年賀状』を気が重く見る私は性格悪いですか?別にムカつくまでは思いません。ただ本当に気が重いんです…来年はもっと増えるのかなって…」。これに対しては、「既婚ですが…お気持ち分かりますよ」「同感です」などの回答が集まった。

 年賀状を交わす習慣は、新年の挨拶を電子メールで済ませる人が増えたために退潮傾向にあるが、最近はスマートフォンで簡単に紙の年賀状が作成できるアプリが登場している。スマホで文字や写真などのレイアウトをデザインし、そのままネットで注文。お年玉付き年賀はがきに印刷された状態で相手の家に送ったり、自分の家に届けてから一筆添えて投函(とうかん)することも可能だ。

 東京都世田谷区の主婦(33)は「パソコンより手軽にできるので、割高だけど今年はスマホで作ってみたい。スマホにある写真を使うつもり」と話す。カメラ機能が向上した最近のスマホに家族写真を詰め込んでいる人は多く、こうしたサービスは年賀状の巻き返しと同時に、「家族写真入り」の数も増やしそうだ。



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 送り分け派も

 その是非に戻ると、ネット上では「独身や結婚しても子供がいない友達にはシンプルなものを送ってます。気を回し過ぎかもしれませんが、一応の配慮です」と、送る相手によって内容を分けている人が少なくない。ただ、これには「たかが年賀状だし、別に非常識なことをしているわけでもないから、正直そこまで気を使う必要を感じない」という反対の声もある。

 こんな厳しい意見もブログにあった。「子供に縁もゆかりもない人に、子供の写真を載せた年賀状を送るのは失礼。年賀状は本来なら本人がご挨拶に伺わなければならないところを賀状で簡略化したもの。不愉快な思いをさせるのはマナー違反」

 とはいえ、結局のところ実はこの意見に集約されるのかもしれない。

 「どうせ、当せん番号だけチェックして捨てるから大丈夫!」



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