やきもの

南蛮粽花入

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 南蛮粽(ちまき)花入


2017 no 南蛮粽 掛花入h 「銘月」13~17c


13~17世紀に東南アジアで作られた。


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南蛮粽掛花入は、日本の茶人たちに好まれ、茶の湯の世界で名が高い。


2017 no 南蛮鬼の腕掛花入b 東南アジア 元時代 島津法樹極 h205 w115 mm 13万


花入のフォルムが、中国・アジアのチマキ(口と底を絞ってソーセージの形)に似ているところから命名された。


2017 no 南蛮粽 掛花入a 「銘月」13~17c


琉球南蛮・鬼の腕のように分厚く頑丈ではなく、薄造りで軽量である。

焼締めるだけでなく、しっかり褐釉がかかったものは、数が少なく高価な古美術品である。


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 南蛮焼


南蛮焼というのは、中国南部・ルソン・安南などから輸入された妬器(せつき)のことで、紫黒色で無釉(むゆう)のものが多く、日本では茶入れ・茶壺・水指・建水などに用いられてきました。

各国産のものが混在しており、作風は一定していません。南蛮島物はほとんど呂宋(フィリピン)と阿嬬港(マカオ)との製品とすることがありますが、これらの地はただ陶磁の集散地であっただけで産地ではないようです。

中国明代の広東窯はフィリピン、ボルネオその他南洋諸島に大小各種の陶器を輸出したので、南蛮焼といわれるものの大部分は中国南方の生産と思われ、南蛮芋頭水指という伝世品に万暦(1573-1619)の年款のあるものがあります。そのほか安南(ヴェトナム)・迢羅(タイ)あたりの粗製品も混在しているようで、またインド文のあるものもあるのでインド産の一部も南蛮焼と呼ばれていたことがわかります。

南蛮焼と呼ばれるものを通観してみると、一定の作風がなくまた窯印もほとんどなく、多くは紫黒色の妬器質で、無釉の作品に頑健味があるようで、また施釉の作品もあります。『万宝全書』は「南蛮焼は下品なり日本の備前焼物を見るが如し」といいます。備前焼と南蛮焼は無釉の焼締という似たような器とみなされていたようです。

琉球南蛮・鬼の腕は、茶花一輪、枝もの、投げ入れが品よく収まり、花もちも最高と評されています。
南蛮焼は総じてその窯変を愉しみ、その粗雑さ、歪さも興味が尽きない。水に濡らして愉しむのもまた一興です。

国内の南蛮写しは備前・伊賀・京都・信楽・常滑・瀬戸・丹波・萩・唐津・高取などにあります。


 鬼の腕 琉球南蛮焼 マイブログ


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