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ブラックオパール

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s a ブラックオパール 極上級e




 ブラックオパール



s a ブラックオパール 極上級



 中国では、古来、魔法の力をもつ奇跡の石・翡翠を、王侯貴族が権力・富の象徴として金銀財宝と同格に扱ってきた。


s a ブラックオパール 極上級b


 陶工たちは、翡翠色を焼物の釉薬で人工的に再現しようと追及して、翡色青磁を造った。研究が進み、清朝時代には、その他の宝石釉を編み出し、宝石と変わらぬ豪華絢爛のやきものが完成した。


s a ブラックオパール 極上級a


 自然界の美しく妖しく魔性を放つ宝石は、女性のみならず男たちをも魅了してきたことを想うと、人類共通の永遠の願望と言える。


s a ブラックオパール オーストラリア産オパール


 豪華な宝飾類を身に着ける身分ではないから、購入したいとは思わないが、翠玉の玉石には心惹かれる。


s a エメラルド 宝石b コロンビア産


 赤と青・緑の色相対比が美しいブラックオパールは、群を抜いて玄妖で魅惑の色を放つ。



「稲葉天目」20130311210104


 
 国宝 曜変天目茶碗(稲葉天目)には,こんな説明がある。

「曜変」とは元来「窯変」「容変」を意味し、唐物茶碗「土之物」の筆頭に分類格付けされてきた。「星」または「輝く」という意味をもつ「曜」の字を当てて文献に記されるようになるのは、十五世紀前期の頃からである。静嘉堂所蔵の曜変天目は、もと将軍家所蔵であったものを淀藩主稲葉家が拝領し、代々秘蔵したことから「稲葉天目」と称される。

産地は中国福建省建陽県に位置する建窯であり、窯址調査から、そのうちの蘆花坪窯である可能性が考えられているが、まだ曜変の明瞭な斑文を伴う陶片は出土していない。今日、世界中で現存する曜変天目茶碗は三点(京都・大徳寺龍光院、大阪・藤田美術館、静嘉堂)であり、斑文の美しさはそれぞれ別趣であるが、すべて寸法や器形が酷似している。

いずれも焼成前に決定されているはずの素地土は最良のものが用いられ、高台の削り出しも精緻を極めていることから、曜変天目は、焼成中の偶然の所産であったばかりでなく、陶工が試行錯誤の果て、わずか完成をみた作品であった可能性もあるであろう。



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