忘れえぬ光景

如月の恵蘭 『日向』 『瑞玉』

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 如月の恵蘭『日向』『瑞玉』



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20170225 琴の海一周ドライブ


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恵蘭が開花を始めた、という知らせを長与の蘭友でお師匠さんから電話連絡いただいた。


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この時期に、花開くケイランがあることを知らなかったので驚いた。

早速、午後から高速で愛車を走らせ、走行距離150km(14:10~17:30)を久々に走破した。


a 『日向』恵蘭


『日向』;花芽3顆・・・花よりも美しい覆輪縞模様の葉芸を競うトップクラスの品種。


a 『瑞玉』恵蘭


『瑞玉』;7顆・・・落ち着いた地味な覆輪縞模様の葉芸を競うトップクラスの品種。

この2品種は葉芸の血統書で有名で、高価でイシコロが手が出せる恵蘭ではない。

これも、長与の蘭友のおかげである。


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『旭鵬』;7顆)計3鉢ほど分けていただき、帰路、新酒にごり酒を買って帰った。


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恵蘭は葉幅が広く分厚いので覆輪縞模様の葉芸を競う品種で、11月の寒蘭ほど花の優美さ、姿形の品格、彩の優雅さを競う品種ではないが、あの雅で匂うようなたおやかなフラグランスは変わることはない。

『日向』は既に開花していて、車内が芳香で一瞬にして瑞香玉殿と化しルンルン走行。

伽羅原木ではないが、寒蘭・恵蘭の嫋やかで柔らかい芳香は香木に勝るとも劣らない。



 【参考資料】


 『瑞玉』 


a 『瑞玉』恵蘭→広葉系→台湾報歳⇒瑞玉


紺帽子白中斑
学名:Cymbidium sinense
変化系統:恵蘭→広葉系→台湾報歳⇒瑞玉
登録:昭和9年、台湾中部東海岸の町、花蓮縣(Hualien County)で命名。
撮影:2017年01月29日

・瑞穂郷(Ruei sui)と玉里(Yuli)の中間の山で採取されたので「瑞玉」とつけられたという。
・光沢のよい濃紺地の中垂れ葉。紺深帽子覆輪に白中斑芸。縞が入る。
・育て方で、地味・派手の差は出る。 
・柄は安定している。
・強健。繁殖良し。過保護に過ぎると徒長しやすい。

写真上の蘭は健康である。しかし柄が派手になって瑞玉と言うよりもむしろ瑞晃に近い芸に進化している。派手芸になると外見は美しく見えるが作が難しくなるので喜ぶべきか、悲しむべきか。3年前に、蘭友の蘭の新芽が2枚葉で出るのが多かったと悔やんでいたことを思い出した。それは我が家でも例外ではなかった。何時まで経っても蘭栽培は難しいと思う。兎に角、十分な『目肥し』が必要だと思っている。


 『旭鵬』 旭晃が元木


a 『旭鵬』恵蘭 白縞旭晃⇒桂冠⇒旭鵬


台湾報歳蘭
白爪黄縞
変化系統:恵蘭→広葉系→台湾報歳⇒旭晃
登録:昭和22年、前川城佑氏
学名:Symbidium sinanse
原産地:台湾
撮影:2017年02月06日

※ 旭晃からは沢山の品種が生まれた。

・旭晃⇒旭晃の雲井
・旭晃⇒旭晃覆輪⇒旭晃鶴
・旭晃⇒三色旭晃⇒綾錦
・白縞旭晃⇒桂冠⇒旭鵬
・旭晃→旭晃斑縞⇒旭晃鶴
・旭晃⇒旭寶・旭晃錦(高尾性・中西性・菱川性・鶴崎性・世尾性)
・旭晃→爪無し旭晃⇒旭晃中透

・栽培の難易度は普通。

蕙蘭の中で、最も多数の変異による品種を作り上げた元木が旭晃だといえる。葉の柄はそれぞれ異なるが、葉姿はよく似ていると思う。写真は地味柄の旭晃。覆輪よりも爪に近い。縞はわずかに薄く見られる。

イシコロ収蔵の『旭鵬』は覆輪縞模様が全然見当たらないが、新芽に縞が出てくるらしい。



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