書画・骨董

炉均窯梅瓶と寒芍薬

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 炉均窯梅瓶と寒芍薬



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 炉均窯と呂均窯


”炉均窯”(清 雍正年と乾隆年限定の景徳鎮製倣鈞もの)
”呂均窯”(清末 河南省の倣鈞もの)


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国内の骨董業者だけではなく、大手オークションも”炉均窯”と”呂均窯”を混同して使っているようです。

基本的には”雨点”のような青色鈞釉もの、地土に拘らず、呂均窯または炉均窯と読んでいる。

この”雨点”のような青色鈞釉ものを重視して、相場も高いですが、明清の宋鈞釉の雰囲気の青色または紫色窯変ものは、”鈞釉”と呼ぶ傾向があります。


z 炉均窯b 景徳鎮製で、白土瓷器


z 炉均窯a 景徳鎮製で、白土瓷器


呂(ろ)均窯 は盧(ろ)均窯”に由らいする。
盧均窯 は清の末期の光緒5年(1879年)、河南省禹県神垕鎮の陶磁匠人”盧振太”が創設した倣宋鈞釉の窯です。盧振太の息子たちが、宋鈞釉の製法の復元に成功。

1893年、盧均窯が清朝廷から注文を受け、西太後六十誕生会のため祭器63件を献上。
中華民国初期に政府と合弁し経営法人設立。1915年パナマ国際博覧会へ出品し、金賞を獲得。


z 盧均窯 倣宋鈞釉の窯 清末光緒年間


それから、”盧均窯”の名前は海外へ知られ、日本では、漢字上簡易に書くため”呂均窯”と呼ばれるようになりました。

中国語では、呂と盧とも人名漢字ですが、中国では”呂均窯”との呼び方はありません。

なお、”炉均窯”の呼び方は当時すでにあったので、”盧均窯”を”炉均窯”と書き違い、呼び違いもよくあります。

したがって、両者の結論的な違いは:


z 炉均窯 景徳鎮製で、白土瓷器
”炉均窯”(清雍正年と乾隆年製造の景徳鎮製倣鈞もの)


”呂均窯”(清末河南省の倣鈞もの)、(または広東窯の倣鈞ものも日本では呂均窯として売られている)



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