書画・骨董

「藍釉粉彩桃樹文瓶」

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0a 「藍釉粉彩桃樹文瓶」




 「藍釉粉彩桃樹文瓶」


東京国立博物館・東洋館の「中国の陶磁 『甌香譜(おうこうふ)』の世界」展で展示された「藍釉粉彩桃樹文瓶」。


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藍釉粉彩桃樹文瓶 東京国立博物館
景徳鎮、清時代・18世紀。高さ 40.8センチ

口縁からは白い色がのぞいているので、瓶の中は透明釉、外側が藍釉(らんゆう)の掛け分けになっているのだと想像できる。

外側は全面に藍釉(瑠璃釉ともいう)をかけて多分1300度くらいの高温で本焼きしたのちに、低温で溶けて溶着する粉彩の上絵具を塗っている。

この粉彩に使われる上絵具は不透明なので、藍釉の濃厚な藍色が透けて見えることなく、桃樹や蝙蝠そして霊芝茸がくっきりと浮かび上がっている。

ただ、粉彩の上絵具同士は重ね塗りをしていないようだ。

器面を見ると桃の実に葉っぱが食い込んで描かれているが、写真を拡大してみるとあらかじめ葉を描いたあとに桃の実を重ならないように書いているように見える。

多分重ね塗りすると混色してしまうからだろう。

技術的なことはわからないが、清朝景徳鎮の技術なら各色の溶融温度をずらして色数だけの焼成を繰り返し、混色させずに重ね塗りすることは可能だったかもしれない。しかしあまりにも費用がかかりすぎて非現実だったのだろうか



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