雑学曼陀羅

「マダニ」 症状と対処法

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x m 危険な吸血害虫「マダニ」f




 マダニに噛まれた時の症状



家屋で被害のあるほかの種類のダニと違い、
マダニに刺された(噛まれた)場合、一番心配なのは
マダニが媒体となって感染症を引き起こす危険性です。

マダニを媒介にして引き起こされる感染症には
重症熱性血小板減少症候群、ライム病、日本紅斑熱等があり
いづれも重症化すると命にかかわる危険性もあるため十分な注意が必要なんです。


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特に、SFTSウィルスが原因の重症熱性血小板減少症候群は
2016年7月現在で感染者195人中47人が命を落としており
治療薬も確立していないため、非常に危険な感染症です。

マダニに刺される(噛まれる)と痛みやかゆみを伴って
写真のように皮膚が赤くはれ上がり、
マダニが吸血中のなら肌に食い込んでいるのが確認できる場合もあります。


x m 危険な吸血害虫「マダニ」c


尚、もし未だ吸血中のマダニを皮膚の表面に発見した時は
無理に引き抜こうとせず、皮膚科を速やかに受診して
適切な処置を受けることがとても重要です。



 マダニに噛まれた時の対処法


マダニは1週間以上も吸血を続ける事があるため
先に触れたように、マダニに刺された(噛まれた)ことに
気づいた時に、上の写真のように患部にマダニが未だついている場合もあります。

ですが、無理やりマダニを皮膚からはがそうとすると
強力に付着している体の一部が残ってしまう事もあり
そうなると感染の高まってしまうため、
皮膚科できちんと除去して貰うよう適切に対処しましょう。


x m 危険な吸血害虫「マダニ」e


尚、マダニの感染症の中で最も致死率が高い
重症熱性血小板減少症候群は症状が現れるまでには
6日~2週間ほどの潜伏期間がありますので
マダニに刺された(噛まれた)事に気づいた場合は
経過を注意深く観察する事も大切です。

重症熱性血小板減少症候群の症状としては
高熱、下痢、血尿、吐き気、嘔吐、腹痛、食欲低下等が
見られますので、該当する症状が現れた場合には
命にかかわる可能性がありますので、
速やかに医療機関を再受診するようにして下さい。

また、マダニの被害を未然に防ぐためにも
マダニの生息している草むらや樹木の茂み等に入る際は
肌の露出の少ない衣服を着て、
むやみに草木に近寄らない事も大切な予防策です。




マダニに刺されたら どのような症状が起こるのでしょうか


 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)


先述のようにSFTSは死亡例があり、
最も注意が必要な危険な感染症です。
 
その致死率は10%以上もあり、
国立感染症研究所によると2014年5月7日現在で
55人のSFTS患者が報告されています。
 
このうち発症が多いのは5月、
西日本で13件が報告されています。
 
また、SFTS患者を年齢別でみると
50代から80代の方が多く、
最も多いのは80代でした。
 
ではSFTSの病原体を持つマダニに刺されたら
どのような症状が起こるのでしょうか
 
●潜伏期間
6日~2週間
 
●症状
原因不明の発熱、食欲低下、吐きけ、嘔吐、
下痢、腹痛、頭痛、筋肉痛、咳、倦怠感、
紫斑、下血、意識障害、痙攣、昏睡など
 
●致死率
約12%
 
感染すれば、だいたい8人に1人の割合で
死亡するとは恐ろしいですね。
 

 日本紅斑熱

SFTSと共に、刺されて重症になると
死に至ることもある病気を発症することもあり、
注意が必要な病気です。
 
●潜伏期間
2日~10日間
 
●症状
日本紅斑熱の症状ですが、
「高熱」、「発疹」、「刺し口」の
3つの特徴があります。
 
①高熱
悪寒や頭痛を伴う、
39度~40度以上の高熱が出ます。
 
②発疹
熱と一緒に赤い斑点が全身に現れますが、
あまり出ないこともあるようです。
 
発疹が最も表れるのは3日~4日目くらいで、
およそ14日くらい経つと消滅していきます。
 
③刺し口
マダニに刺された部位が、
5mm~10mmくらいの大きさに赤く腫れます。
 
また、かさぶたができることもあります。
 
この日本紅斑熱は、治療によってよくなりますが、
先述のように重症化すると死亡することがあります。
 

 ライム病

●潜伏期間
3日~32日
 
●症状
ライム病の症状は
「感染初期」と「播種期(はしゅき)」と
「慢性期」に分けられます。
 
①感染初期
マダニが刺した部位で菌が増殖をして、
大きな赤い斑点が現れ、少しずつ大きくなります。
 
また、周りに複数の赤い輪郭ができることもあります。
 
その他、筋肉痛、関節痛、頭痛、発熱、悪寒などの
症状を伴うこともあります。
 
②播種期(はしゅき)
体内循環により病原体が全身に回ります。
 
その結果、皮膚症状や神経症状、心疾患、
ぶどう膜炎、関節炎、筋肉炎などの症状が現れます。
 
③慢性期
感染してから数ヶ月~数年経つと慢性関節炎、
慢性萎縮性肢端皮膚炎、慢性脳脊髄炎、
角膜炎などになります。



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