余白の人生

「男の美学」 60・70はハナタレ小僧

 ←初夏の饗宴 アマリリス →風鎮が消える日本文化
zzz p6




 「男の美学」 60・70ハナタレ小僧


この齢で、他者の眼や世間体を気にしているわけではない。

これからの余生を生き抜く「男の美学」について田中翁に勇気づけられ、学ぶものがある。

生涯青春を目指した男の生き様は、やはりかっこいい。


 彫刻の巨匠 平櫛田中(ひらくし でんちゅう)

  座右の銘


「不老 六十七十ははなたれこぞう おとこざかりは百から百から わしもこれからこれから」 ・・・たびたび揮毫していた書

「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる」 ・・・よく揮毫していた言葉



zzz p7



 男はいつだってかっこいい! コメント


小学生のときにかなり大人の男性に憧れを感じて、今はもっと燻銀おじいちゃんまで好きになっているところをみると。カッコイイと感じるのは年齢ではないと思うのですよね。ある意味そのひとの生きざまや行動がカッコイイというキモチを思い立たせてくれる、それがカッコ良さのような気がしてなりません。

見た目の若い人がおしゃれをしても、どうしても子供が背伸びをしているような感覚を持ってしまいます。すこし白髪の入った60代以上のおじさんがおしゃれな格好をしていると渋く、また人生の経験者だと感じる。おしゃれをしていないおじさんは論外。

ある程度人生経験を積むと、表情や仕草、たたずまいに落ち着きとその人の美学・哲学が表れてくる。若い方が肌のつやも良くエネルギッシュに見えるが、背中・後ろ姿が何かを語りかけてくるような人はまずいない。皺の数だけその人固有の物語があるように思われる。

どの年代にも、その瞬間、その時、その行動、発言を「かっこいい」と思うときがある。「かっこいい」を年代で決めるのは難しい。自分との関わりで、そう思うとき、思った時はいろいろある。一般の男性で「かっこいい」といえば、定義は姿かたち、身だしなみのセンスの良さなどでしか分からぬが、それで言うなら、今は「かっこいい)男性が溢れているのでは?思いがけず早く夫を見送ることになり、しばらく失意に居た時期、高校生だった息子のひと言「ぼくがいるよ」この時ほど男であることの「かっこよさ」に感動したこと無し。今では家族を支える中年男で別住まい。日々「カッコよく」暮らしているかな?

年齢に区切りはなく、生き方がすてきな人は、いくつになってっもカッコイイと思う。若い頃はかっこ良さは見かけに惑わされる部分が多かったが、年を経るに従って、スピリッツとインテリジェンスが感じられない人はいくら見かけが素敵でも薄っぺらな間抜けに見えてくる。男のかっこよさとは利他の精神がありどれだけ自我をおさえ、人のために一生懸命できるか。その姿勢だと思う。



zzz p8



  「青春」というサムエル・ウルマンの詩がある。


青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う。
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体ではなく、
たくましい意志、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは怯懦を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心
を意味する。ときには、二〇歳の青年よりも六〇歳の
人に青春がある。年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うとき初めて老いる。

歳月は皮膚にしわを増すが、情熱を失えば心はしぼむ。
苦悩、恐怖、失望により気力は地に這い、精神は芥に
なる。

六〇歳であろうと一六歳であろうと人の胸には、驚異
に惹かれる心、おさな児のような未知への探求心、人
生への興味の歓喜がある。君にも吾にも見えざる駅逓
が心にある。人から、神から、美、希望、喜悦、勇気
力の霊感を受ける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、悲嘆の氷に
とざされるとき、二〇歳であろうと人は老いる。
頭を高く上げ、希望の波をとらえる限り、八〇歳であ
ろうと、人は青春にして已む。



スポンサーサイト



もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png 
もくじ  3kaku_s_L.png 愛娘 Erika
もくじ  3kaku_s_L.png やきもの
もくじ  3kaku_s_L.png 余白の人生
もくじ  3kaku_s_L.png 忘れえぬ光景
もくじ  3kaku_s_L.png 文学・芸術
もくじ  3kaku_s_L.png 雑学曼陀羅
もくじ  3kaku_s_L.png 時事評論
もくじ  3kaku_s_L.png 教育評論
もくじ  3kaku_s_L.png 書画・骨董

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。
  • 【初夏の饗宴 アマリリス】へ
  • 【風鎮が消える日本文化】へ