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『砧(きぬた)』 キヌタソウ

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zz zk 砧打ちの用具(鈴木春信)表題は「擣衣玉川 相模」東京国立博物館所蔵品の絵画




 『砧(きぬた)』 キヌタソウ



zz zk 砧 藁叩き



 20170530 昭和レトロ農具 砧(きぬた)入手


zz zk 砧草 キヌタソウ (キヌイタ(衣板)の約) 槌(つち)で布を打ちやわらげ、つやを出すのに用いる木



  砧(きぬた)とは


 砧は既に日常の生活用具ではなくなっているため辞典に頼らざるを得ないが、別に難しいものではなく、一般には布を柔らかくし、あるいは光沢を出すための木又は石の台とされる(別に棒タイプのものもあり後述する。)。そもそも中国から伝来したものとされるから、中国語の辞典でも確認してみると、やはり同様で、決して打ち付ける木槌を指しているものではないことは明確である。

 砧打ちの作業を指して中国伝来の語で「擣衣(とうい)」と呼んでいる。中国語では同じ意味であるが「捣衣(搗衣)」の表記の方が一般的なようである。


zz zk 砧 藁叩きb



① 【日本語大辞典】
きぬた(砧・碪):
きぬいた(衣板)の変化した語。槌で布を打って柔らかくし、つやを出すために用いる木、または石の台。また、それを打つことやその音をもいう。


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② 【広辞苑】
きぬた(砧・碪):
(キヌイタ(衣板)の約) 槌(つち)で布を打ちやわらげ、つやを出すのに用いる木または石の台。また、それを打つこと。


zz zk 砧 藁叩きa
藁を叩いて打って家族を支えた功績の痕がこの上なく美しい。 原木は判定できないが、長期使用に耐えるように硬くてずっしりと重い。美術品の木の瘤や葡萄板も美しいが、歴史とストーリーを物語っている。



③ 【中国語大辞典】
砧(碪) Zhēn
ものをたたいたりつぶしたりするときに、下に敷く器具。きぬた。鉄床(かなとこ)。

注1  国内の百科事典では「織った布または洗濯した布や着物をたたいてやわらかくし、同時に目をつめて、艶を出すのに用いる道具。(世界大百科事典)」とか「織物を織り上げたのち織機から下ろしたままでは、堅くてなじまないので、織り目をつぶして柔らかくし、つやを出すために使われる道具(日本大百科全書)」として、台と槌の全体を指したような曖昧な書きぶりの例も見る。

 なお、中国語で布をのせる台と布をたたく木槌の両方を指す場合は「砧杵」の語がある。つまり、搗衣石(砧板)と棒槌を指している。


zz zk 砧草 キヌタソウ 果実の形状から名付けられた


注2  砧打ちの用具は2型が知られている。

1つは主に麻や木綿を対象に、石や木の台に折りたたんだ布を置いて木槌で打つもので、もう1つは主に絹を対象とし、丸棒に織物を巻き、両端を支える構造で浮かせて回転させながら木槌で打つものである。後者のタイプは、能楽の「砧」で小道具として登場することが知られている。



 砧青磁 東京国立博物館


zz zk 砧青磁 青磁鳳凰耳瓶 南宋~元時代13世紀 龍泉窯 31.5cm 東京国立博物館


青磁鳳凰耳瓶(せいじほうおうみみへい)
高31.5 口径11.7 底径10.7 
南宋~元時代13世紀 龍泉窯




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