忘れえぬ光景

ノハナショウブ(原種)に出逢った

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 ノハナショウブ(野生)に出逢った



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 20170611 ノハナショウブ、白花鉄線 至福の日曜日


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野生のノハナショウブの群生に出逢った。


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近年すっかり姿を消して眼にしなくなった。

子供のころは、近所の田んぼの一画に群生して珍しいとは思わなかった。

水田の区画化や外来種との掛け合わせ(品種改良)で、純潔血統種のノハナショウブ。


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大和撫子の女性同様に絶滅危惧種Aに相当すると勝手に思っている。

生物学史上、種の法則により異種との交配によって雑種(ハイブリット)が誕生する。

ニンゲンに限らず全ての動植物に共通して自然の摂理でもある。


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雑種は、繁殖力、生命力、耐久力に富み、様々な恩恵を受ける。


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その一方では、原種の純潔血統種が絶滅の危機に瀕している。


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消えていく、古きよき日本民族の文化・風俗習慣にノスタルジーを覚える。


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ノスタル爺がイチャモンつけるのは単なる感傷に過ぎない、と心得てはいるが。


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旧パラダイムの過去の栄光を振り返ること、を善しとしないイシコロである。

でも、このノハナショウブの群生を発見した時は、ひさびさに初恋の人に出逢ったかのように胸が高鳴った。

公園やジゲモン市場で観るハナショウブより、姿かたち色合いが群を抜いて美しいのだ。


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この時期、逢いたいと念じて黒髪山山系の里山逍遥をしていた。


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だから、この予期せぬ出来事に歓喜した。念ずれば花ひらく、である。

田植えの準備でトラクターと疲れて帰宅したばかりの持ち主に相談したら。

切り花だけでなく、スコップで土ごと数株分けて頂いた。


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見知らぬ旅人への思いやりに亦々感激。

さらに、卯の花垣根に満開の、希少種の白花鉄線(クレマチス)もいただいた。




zzz h 大村公園の花菖蒲


 ハナショウブ(花菖蒲)

江戸時代に、この野生種を母体にして今日まで二千種以上の花菖蒲があるそうだ。

ハナショウブは初夏、梅雨の中でも、ひときわ華やかに咲き誇ります。野生(原種)のノハナショウブをもとに、江戸時代を中心に数多くの品種が育成され、現在2000以上あるといわれています。


zzz h 花菖蒲


優美な花形としっとりとした風情が魅力で、色彩の魔術師とも呼ばれるように、花色の変化に富んでいます。アヤメやカキツバタに似ていますが、花弁のつけ根が黄色で、アヤメのような網目模様はなく、葉幅は狭く、葉脈がはっきりと隆起している点でカキツバタと区別できます。

花形は、三英咲き(さんえいざき)と呼ばれる3枚の弁が大きく目立つものと、6枚の弁が広がる六英咲き(ろくえいざき)、そして八重咲きなどがあります。


zzz h 花菖蒲2


品種の育成地によって、江戸系、伊勢系、肥後系の3タイプに大別されますが、これらの交配種もあり、さらに、種間交配によって育成された黄花品種や、アメリカなど海外で育成された品種もあります。

なお、端午の節句のショウブ湯に利用されるのは、サトイモ科のショウブ(Acorus属)で、ハナショウブとは別の植物です。




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