忘れえぬ光景

カルガモ夫妻のストーリー

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 カルガモ


今日、はじめてカルガモを撮影した。
ネットの鳥図鑑で調べたら、日本全国普通に棲息するカモということだが、はじめての遭遇で興奮して胸がときめいた。
肝心なことは、これまで自分の知らなかった世界にタイムスリップして童心に返り、感動することだ。

人間は、見慣れた陳腐なものには目もくれない。
次から次に珍しいもの、異常なものに関心を持つ飽きやすい習性がある。
カルガモ夫妻の撮影には、ストーリーがあって大いに楽しませてもらった。

特に、水面(みなも)の色彩が肉眼では感知できない。
モネの睡蓮の絵でしか観たことがない水面の魔術に嵌ってしまった。
あらためて、ネオイチ望遠カメラの威力に脱帽である。

プロカメラマンが使用するデジイチ800mmの超望遠レンズはこの比ではない。
1km先の鳥や人の羽毛やうぶ毛まで鮮明に写すことができる(私見では、より正確に描写するだけでは芸術とは言えない。ボカシやボケも人間くさく、story性が生まれる)。
人間の五感では感知できない部分がナノテク・ハイテク文明によってもたらされる。

ランドサット・軍事用衛星からは地面の一円玉が正確に映し出される。
ミクロな医療分野では、極微細な医療カプセルを血流に乗せて治療できる技術が開発されている。
視覚のみならず、味覚・嗅覚・聴覚・触覚領域でも、すでにハイテク機器に席巻されている。

近未来において、ロボット・サイボーグが活躍すれば、人間よりも正確に任務遂行ができるようになる。
これはなにを意味するのか? 不完全で不正確な人間の労働力、つまり人類はは不要になるということだ。
一部の優秀な科学者と富裕層が、汚染され不毛になった地球を脱出して他の惑星に移り住むということだ。
糖度検知器で果物がランク付けをされ、汚染された中国大陸から支配層がすでに他国へ脱出している。
凡人には先が読めない。これはSF映画の噺ではない。ホーキンズ博士が予測しているとおりだろう。

人間の限られた能力を超越した領域を感知できることが、人類の幸福につながるかは疑問である。
かく言うイシコロもハイテク文明に魅了され、未知なる発見・遭遇で充実した非日常を過ごしている。
人間の欲望には際限がない。なんと矛盾していることだろう。いやはや困ったものである。


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 生態・特徴

 日本各地の平野部の河川、湖沼、水田、干潟などに普通に生息するカモの仲間。近年、増加傾向にあります。
 繁殖期には水田に多く生息し、冬には狩猟圧のため、他のカモ類と混群を作り、公園などの禁猟区の水面や海岸に集まります。国内で繁殖し、北海道で繁殖したものは、暖地へ移動して越冬します。
 全長はオスが約63cm、メスが約53cmになります。翼開長は83cm~99cmになります。カモ類ではめずらしく、一年を通して雌雄同色です。


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 クチバシは黒く、先端が黄色です。顔に2本の黒褐色の線があります。
 水辺を歩いたり、水面を泳ぎながら、首を水に入れて逆立ちになって採食します。草の実や葉、水草、水生昆虫、貝などを食べます。


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 草むらやヤブの中などに営巣します。孵化したヒナは、親に付いて水辺に向かう姿は有名ですが、親が1羽ずつくわえて運んだり、体にしがみつかせて飛んで運ぶこともあります。また、ヒナを狙う敵の目をひくため、水面をバタバタと泳ぎ、傷を負っているかのように振る舞う擬傷を行います。



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