雑学曼陀羅

夏の茶花 ヤマミョウガ

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0 y ヤマミョウガa




 夏の茶花 ヤマミョウガ

 =ヤブミョウガ(薮茗荷)




s-DSCN7279 (2)



 多年草

関東地方以西〜九州の林内に生える。茎は直立して花序を合わせて高さ50〜100cm、地下に細長い走出枝をだす。葉は狭長楕円形、長さ15〜30cm、幅2.5〜7cm、両端はとがり、上面は著しくざらつく。茎の下部の葉は鞘状となる。花序は頂生し円錐状に数段に分かれて集散花序がつき、反曲する短毛がある。


s-DSCN7280 (2)


花は白色、萼片は3、円形、長さ5mm内外で宿存する。花弁は3、萼片より少し大きく倒卵円形、1日でしぼむ。雄しべは6個、1株の中に雄花と雌花があり、雄花では雌しべは小さく、雌花では雌しべは大きく、花柱が長くつき出し、雄しべは短い。果実は球形で直径約5mm、藍紫色に熟し乾いても裂開しない。花期は8〜9月。(原色日本植物図鑑)

学名は、Pollia japonica
ツユクサ科ヤブミョウガ属


0 y ヤマミョウガ



ヤブミョウガは日本原産の植物だが,その名が文献に現われたのは比較的新しく,磯野*によれば江戸時代中期,貝原益軒が 1680 年頃に作稿した『本草綱目品目』(1762 刊) に,中国本草の「杜若」をヤブミョウガと考定したのが初出.それまでの和本草書では,「杜若」はあっても,日本のどの植物にあたるかは記載されていなかったり,カキツバタの漢名としたりしていた.この「杜若=ヤブミョウガ」の考定は江戸末期の大本草家,小野蘭山や水谷豊文,伊藤圭介そして飯沼慾斎にまで受け継がれた.

一方,江戸中期以降は観賞用の植物として,ミョウガソウ,ヤマミョウガ,ヤブショウガ,ハナミョウガとも呼ばれて,深緑の葉,純白の穂状の花,黒紫色の実(左図)が楽しまれ,特に茶花として評価が高かった.


 ヤブレガサ 破れ傘


0 y ヤブレガサ


よく似た高山植物にヤブレガサがある。
花期は7-9月、年数が過ぎ、栄養が蓄積されると花茎を出す。
茎は直立し、分枝せず、高さは70-120cmになる。
このため、大壺以外の花器に活けるには大きすぎる。
希少種の半日陰植物で、九州では入手しにくい。


0 y ヤブレガサa


茶花には、やはりヤマミョウガが可憐でうつくしい。



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