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忘れえぬ光景

柳條庵復古録 イシコロ文人墨客遊び

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「雨風朝に強ければ掩門して不出家 酒を温め還座して石榴と朋友と(與)歓笑するも亦々一樂 壱州山人」 行きつけの寿司屋さんに頼まれ、四季折々の漢詩入り書画冊を四冊贈呈した。先般5年前公務で訪ねたら12年前に進呈した一冊が掛けてあり嬉しくなった。よくもまぁ文人気取りで恥も外聞もなく描いたものだ。岩絵の具ではないので経年で色あせていたのが印象的。

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 惜陰柳條庵 復古録



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00 dob ジョルジュ・ルオー 「ミゼレーレ」 雲鶴山房主  (3)



 20151225 我家の少私寡欲なモナリザ誕生日を記念して謹書


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昭和61年3月上五島高校3年勤務終了して次の赴任地が内定したとき、思い出の景勝地で記念撮影をした。愛車の角眼グリーンの日産ローレルは3年間潮風に晒されて下回りが腐食し、帰省してから使い物にならなかった。よくがんばったね、ありがとう。



職務のため各地を転々と流転した後、古稀にして、やっとふるさとの自宅に戻った。
安寧でゆたかな老後の自宅生活を思い描いていたが、必ずしもそうはいかないと諦観している。


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若いときは、惜陰という言葉は知る由もなかったが、刹那を惜しむ心は日増しに募る。


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ただ、各赴任地で、花鳥風月、骨董古美術を愛でながら文人墨客遊びを忘れることはなかった。
プロの書家でもないのに、年賀状、お礼状はかならず筆で書いていた。
書画と相性がよかったのか、毛筆を手にしたら夢中になり時が経つのを忘れて没頭した。
それが祟ってか、ときどき書画を所望され、行く先々で注文に応じて惜しみなく恥を曝した。


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壱岐高校時代に岩松の叔母から、ある時所望の電話があり、○○家墓は何処も同じで雅味がないから、「久遠」と揮毫してくれと頼まれた。岸田國士戯曲賞の劇作家、演出家、俳優、映画監督をしている岩松 了(りょう)は四男である。先日帰郷してはじめて墓参に行ったが、金箔のせいか細い筆線のつなぎなど揮毫した書体とはいささか異なり、墓石屋さんの石刻にこの程度かと思ったが逆に優しい字になり、この下に永眠する叔母を偲んだ。亡き母を目標に生きた矍鑠・気丈な女性で品格高い叔母だった。叔父は私の小学校時代の教頭だった。




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アーティスト、教職員仲間、PTA役員、夜の飲み屋、親戚・・・条幅(まくりだが依頼者が掛軸にした)、色紙、表札、版木、墓石の原稿などなんにでも書いた。おかげで、教師以外の人たちとの交流も広がりよく吞んだ。吞みに出掛けるときは筆と落款を携行するときもあった。
謝礼や報酬を頂くことはなかったが、仙崖和尚のように文人遊びに耽っていたのは確かである。



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来し方をふり返り、ノスタルジーに浸ることを是とはしないが、自分史に留めて、この世に生をうけた証として自ら鎮魂墓誌を作成しておく。どうせ誰も観ないことがわかっていても。


s-a 2010 暑中見舞状1


周囲を見渡せば、親しかった友人たちがぽつぽつと鬼籍に名を連ねている。


s-a 2009 鴻鵠の志 瑞雲山人
鴻鵠の志 倣 燕雀豈知鴻鵠志 謹書 【読み方】 えんじゃく いずくんぞ こうこくのこころざしをしらんや. 【意味】 小人物には大人物の大きな理想や決心は理解できないものだ 。友人の陶芸家の陳列室に今も掛けてある。


青春の上り坂、老いて下り坂、もうマサカの坂と呼べる齢ではない、と己に言い聞かせる。


s-a 不死鳥 松高時代


健康にして天命を全うする願望はあれど、それは運命のなせる技であろう。
つまらぬと言うは己の(小さな)知恵袋。


a 竹林の七賢図 染付大壺2 132cm 1980年収蔵


つまらないニンゲンほど、自分の知恵袋がつ(詰)まっていないからだ。


s-a 2009 惜陰青春帖


デジカメが無かったフイルムカメラ時代の写真デジタル化は膨大な量になり退屈する暇などない。


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とりあえず、デジカメ時代の近世から始めることにしよう。




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