時事評論

「食人之食者死人事」 税金泥棒御禁令

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0000 日産、全車両の出荷停止1





 食人之食者死人事


 出典 史記摘録-3 淮陰侯列傳


漢王遇我甚厚、載我以其車、衣我以其衣、食我以其食、吾聞之、乘人之車者載人之患、衣人之衣者懷人之憂、食人之食者死人之事、吾豈可以郷利倍義乎

「一知按スルニ史記准陰侯列伝、韓信曰漢王遇我甚厚、載我以其車、衣我以其衣、食我以其食、吾聞之、乗人之車者載人之患、衣人之衣者懐人之憂、食人之食者死人之事、吾豈可以郷利倍義乎、」


 (読み下し)

韓信曰く、漢王我を遇すること甚だ厚し。我を載するに其の車を以てし、我に衣するに其の衣を以てし、我に食せしめるに其の食を以てす。我之を聞く、人の車に乗る者は人の患いを載せ、人の衣を衣る者は、人の憂いを懐き、人の食を食(は)む者は、人の事に死す、吾豈に利に郷(むか)い義に倍(そむ)くべけんや


 官僚、というのは、一般人にない不思議な性癖をもつ。おのれとおのれの一家は国の財で養われている身であるのに、国の財を貪り、あるいは浪費することに、毛ほどの罪悪感も保たない。一般の民衆が血と流汗のうちから納入する税は、当然の義務と一概に断じ、収納した税金は、天から降り地から湧き出たと信じ、浪費を惜しむことを知らない。


 「食人之食者死人事: 人の食を食せし者は人の事に死す」


 「よいか、税を納むるは、国民(くにたみ)の義務だという。確かに義務ではある。税収無ければ国は成り立たぬ。だがな喜んで納めると思うなよ。割り当てられている税の半分、四半分でもあれば、妻や子に衣服を購(あがな)ってやりたい。疲れ休めに酒(ささ)の一杯もほしいと思うのが人の情である。税という人の食を分け与えられた役人どもは、その国民(くにたみ)のために死すべきである、とな」

 「中でも許せぬのは、官で習い覚えた職を以て野に下り、おのれの私利私欲を満たそうという輩(やから)だ。奴らは習い覚えた後は自儘(じまま)と言うであろう。そんな事は無い。分かち与えられた食は、その者の命を支えたのだ」


今の世相のせいか、妙に説得力のある言葉である。

首相・閣僚、政治家・議員、官僚、国家・地方行政公務員、教員・・・その他、税金に群がる蛆虫やハエのような皆様に聴かせたいと思うのは私だけだろうか。



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