時事評論

シリアルキラーに見られる共通した特徴

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0000 シリアルキラーに見られる共通した特徴




 シリアルキラーに見られる共通した特徴


座間アパート9遺体事件の白石隆浩容疑者(27)が、近年稀に見る異様な殺人鬼として、毎日センセーションを巻き起こしている。

事情聴取が進展すれば、フェティシズム、部分性愛、屍姦(遺体を姦す)、カニバリズム(人肉食)などの凄まじい性的倒錯が浮上する可能性も大きい。

普通の人間が、いつでもどこでも殺人鬼になれる犯罪心理学研究は大変興味深い。
猟奇的殺人、性的倒錯者、シリアルキラーの心理学的特徴を追ってみた。

  ☆ ☆ ☆



シリアルキラー(英:Serial killer serial=連続の、順列の)とは殺害行為を主目的に行う犯罪者、あるいは単独の連続殺人犯(連続殺人事件の犯人)に対して使われる言葉である。和名としては殺人鬼(さつじんき)とも称される。

「シリアルキラー」という単語は、アメリカの連続殺人犯テッド・バンディを表現するために考え出されたものである。元FBI捜査官のロバート・K・レスラーが1984年9月に提唱した。

シリアルキラー事件の場合には犯人の主眼があくまでも殺害行為に置かれており、テロリズムや犯罪組織に所属しているなどの理由で継続して殺人を犯す場合とは明確に分けて考えられる。金銭目的で犯行に及んだ連続殺人犯はシリアルキラーから除外されることもあるが、被害金額が少なかったり拷問殺人が発覚した場合などでは明らかに殺害に主眼が置かれているため、シリアルキラーに含まれる。

また、連続殺人は複数の殺人事件の間隔に潜伏期間があるが、一度に多数の人間を殺害する場合(FBIの定義では一日以内に4人以上)は大量殺人に分類され、その犯人を大量殺人犯、大量殺人者(Mass murderer)という。

さらに、津山事件のようなケースや街頭および学校内などでの無差別銃乱射・殺傷・通り魔事件(附属池田小事件、秋葉原通り魔事件など)のように短時間内に不特定多数を殺害する犯人はスプリー・キラーと呼ばれている。ただし、犠牲者が多いケースなどでは分類が重複する場合もあり、必ずしも明確に区分できるものではない。


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 特徴・傾向

シリアルキラーの特徴や傾向には、以下のようなものがある。

ほとんどが男性である。
精神障害、精神病質を持つ。
家族によって児童虐待、具体的には心理的・身体的虐待、性的虐待を受けた。
不安定な家庭の出身者がしばしばいる。

フェティシズム、部分性愛、屍姦などの性的倒錯。
将来の暴力行為を予測するマクドナルドの3兆候のいずれか、あるいは3つすべてに当てはまる。
火に魅了される。
子供時代の動物虐待などサディスティックな活動に関与している。
12歳を超えても夜尿症をなかなか克服できない。

差別やいじめなどの社会的排除を長期間かつ過酷なまでに受け続けていた。
詐欺、窃盗、破壊行為など軽犯罪を犯している。

一方、見解が分かれるものもある。たとえば就職に苦労し、簡便な仕事を選ぶ者が多いとされるが、FBIは、「連続殺人犯はしばしば正常に見え、家族や安定した仕事を持っている」と指摘している。また、知能指数が平均より高いと思われがちだが、研究によれば平均か平均より低く、サンプルとなった202人のシリアルキラーの知能指数の中央値は89であった。

これらはシリアルキラーと目されたものの生い立ちや傾向から判断されたものであり、当然ながら上記の項目に当てはまるからと言ってシリアルキラーとなるわけではない。

例えば、ハロルド・シップマンは成功した専門家(NHSで働く総合診療医)だった。彼は地域住民から信頼され、子供の喘息治療に関して専門賞を受賞し、テレビ番組のインタビューまで受けていた。

デニス・ニルセンは、元兵士の公務員及び労働組合員で、逮捕されたとき、過去の犯罪記録を持っていなかった。
ブラド・タネスキは、犯罪記者として自ら起こした事件に関する記事も書いていたキャリアジャーナリストであった。
ラッセル・ウィリアムズは、カナダの空軍大佐であり、尊敬を集める人物であった。


 凶悪犯罪者の家庭に共通する特徴


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 元FBI捜査官が語る凶悪犯の共通点


元FBI捜査官ロバート・K・レスラー氏によると、凶悪犯罪者の家庭には、いくつかの共通点があるようです。


(1)70%近くの家庭にアルコール依存者がいた

子供が薬物依存症の両親の元で育つと、注意欠陥過活動性障害(ADHD)、愛着障害、疑心暗鬼、ウツ、行動障害などが年少の頃から顕著になる。FBIの統計によれば、シリアルキラーの70%以上が、育った家で薬物乱用に関わる問題を体験しているという。とはいっても、実際にはシリアルキラー自身がアルコールや薬物中毒であるケースは比較的少ない。

(2)半分以上の家庭に精神障害者がいた

一見、恵まれた環境に育っていたかのような犯人達なのだが、突っ込んで調査すると、家族の中に犯罪者や精神異常者、アルコール依存症の患者などがおり、両親も離婚と再婚を繰り返していて、家庭は崩壊状態にある事が多いという。

(3)半数以上の家族に犯罪歴があった

面接した殺人犯の半数は家庭に精神病患者がおり、別の半数は両親に犯罪歴があった。七十パーセント近くの家族にはアルコール、あるいは麻薬の常習者がいた。

(4)半数が、12歳以前に父親が家を出たか、18歳以前に自分が家を出た

8歳から12歳までの時期の父親の存在の必要性について書かれている。この時期に父親が死亡したり、投獄されたり、離婚したり、妻子を捨てていなくなったり、帰ってきても酒を飲んでいるだけだったりすることによって、殺人犯たちは、すでにみられた好ましくない傾向がさらに悪化していったということを指摘しているのである。

少年時代に孤独を味わったことが、彼らの精神構造に重大な影響を及ぼす。当然孤独な子供時代を過ごした者が皆犯罪者になるわけではない。しかし凶悪殺人犯たちは皆、孤独な子供時代を送っているという事実はある。

(5)母親が家庭で主導権を握っていた

米国の白人男性が連続殺人者になる可能性が高いのは、離婚率と再婚率の高さが関連していると日本の犯罪心理学者も指摘している。再婚によって、義理の父親や母親、義理の兄弟から性的虐待を受ける機会が増加し、例えば、父親がアルコール依存症であるために、家族内の主導権を父親ではなく母親が握っていたり、父親の不在や父性のモデルとなる男性の年長者が身近にいないために、男性としての人格形成のモデルを見いだすことが出来ずに、倒錯した性的志向を持つに至るなどと云う背景がある。

(6)42%が家庭内での身体的虐待を受けており、74%が心理的虐待を体験していた

全員ー一人残らずー子供のときにはなはだしい精神的虐待を受けていた。彼らは成長すると、精神科医の言う「性機能障害者」になった。

彼らはよく両親から躾と称して、理不尽で、気まぐれで、悪意のある破壊的な屈辱を与えられていた。

(7)過去に性的ストレスを受けている者が73%、13歳までに性的虐待を受けている者が43%

子供の頃、罰として無理やり女の子の格好をさせられたシリアルキラーも何人かいる。家族間あるいは両親の間の性的暴力を目撃すると、子供にもっとも大きなダメージを与える。両親や家族からの性的虐待によって、十代で性病にかかってしまう子供もいる。


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