雑学曼陀羅
寒蘭ベタ舌のあでやかさ・色相対比の妙芸
寒蘭ベタ舌のあでやかさ・色相対比の妙芸
20171112 前期嬉野寒蘭展示会
審美眼、美の鑑賞眼の基本的視点は何だろうか?
人の数だけ違った視点があって当然だし、それはそれでいい。
だが、藝術は終局・集約として、万人が愛で認める視点があるような気がする。
骨董・アンティークのオークションで値を競うことではないが、最高値の判断基準は大きな視点だ。
フォルム、希少価値、技術力の高さ、模倣できない独自性・意外性・・・
絵画・写真・画像・映像の美では、空白の美、色相対比、アンサンブル、黄金分割、圧倒的迫力、迫真力、臨場感、静止と躍動感・・・羅列したらキリがない。
美容整形、サプリメント、装身具を求めて美しく見せるのと同じことかもしれない。
ベタ舌の寒蘭も、色相対比を一層美しく見せるために指先で大きく広げる所作にも合点がいく。
人間同様に、舌は柔らかくエロスの源で、簡単に折れたりしないことを学習した。
命ある限り、この世は試行錯誤、変身、刷新:イノベーション、改革、流転の連続なのだ。
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